国際薬膳師、仙人を夢みる

薬膳でセルフケア めざせ!仙人life

中医薬膳学に基づき、薬食同源、医食同源で仙人のような健康長寿を目指します。

あなたの腎精(人生)を豊かにする薬膳はイカが?

今週のお題「得意料理」

  

  めまいが、耳鳴りが、不眠で、足腰が、物忘れが、

        という人、寄っといで

 

 

 

パン パン

       パパンパン

 

仙「さあさあ皆さん、お立ち会い、寄ってらっしゃい、見てらっしゃい。本日はあの小田原の『外郎売り』も真っ青になる、仙人社特製、『秘伝のイカ飯』の紹介じゃあー。」

 

ざわざわ

    ガヤガヤ

 

仙「これを食べれば、あなたの腎精(人生) 良いことづくめ、、さぁさぁ肝腎肝心のイカ飯はいらんかえー?」

 

通行人「なんだ、なんだ、、。」

 

ゾロゾロ

   ゾクゾク

 わさわさ

     わさわさ

 

 

仙「たった一度の人生だ、ねぇ皆さん、楽しく生きようじゃありませんか。親からもらった腎精を大事に育てて充実させる、そんなイカ飯、。はい、ちょっと見てっておくんなさいよー。」

 

ガヤガヤ

   ガヤガヤ

   

仙「はい、こうして醤油湯に漬けたお米と、枸杞子、黒豆、にんじんを入れて具材を混ぜ合わせ〜」

 

シャッシャッ

 

 

仙「イヨっとイカに詰めたらあとは煮るだけ。」

 

 ポンポン

 

仙「おっと、忘れちゃいけないうずらの卵。」

 

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お米と具材を混ぜ、イカに詰めて土鍋で煮る

 

 

参拝者1「美味そうだな。」

参拝者2「いい匂いがして来たわねー。」

 

 

パン パン

   パパンパン

 

仙「人生、人生と言うけれど、こちとら同じ人生でも、体の健康の元になってる腎精だぁ。ずずずいっと体の中を巡らせて、骨髄、脊髄、脳髄なんざお手の物、耳鳴り、めまいは勿論の事、記憶の海へも漕ぎ出しますぜぇ、。」

 

ざわざわ 

   ざわざわざわわ

 

仙「はい、そこの色白のお嬢さん、、あなたほんとにお美しい、、。でも、ちょっとクラっとしたりはしないかねぇ?」

お嬢さん「あ、どうしてわかるの?私、貧血症で、、。」

仙「はい、そんな時こそこのイカ飯、これを食べれば心にぽっと灯がともり、頬にほんのり赤みがさして、貧血症ともおさらばじゃ。」

お嬢さん「あら、じゃあ、イカ飯ひとつ頂くわ。」

仙「はい、毎度あり、、。お代は食べてからで結構、気に入らなきゃ頂きません、この賽銭箱へ入れて行っておくんなさい。」

 

チャリチャリチャリーン

 

 

仙「さあさあ、そこの若旦那、仕事のし過ぎじゃぁ無いのかい?」

若旦那「いやもう、ブラック企業で残業続き、、疲れているのに眠れず、夢ばかり見てうなされて、、。」

仙「ほい来た、そんな時こそこのイカ飯、腎精が潤えば心も潤う。疲労困ぱいで失った気血を補って、若旦那の心の神を安心させてやろうじゃありませんか?」

若旦那「では2つ、、。」

仙「はい、イカ飯ダブル、毎度あり〜、これで今日から安眠安神。」

 

札  ヒラヒラ〜

 

男「ふん、なんかいかがわしいなぁ、ヨォ、仙人とか言ってるけどヨォ、イカサマ仙人じゃないのかぁ?」

仙「ホイホイこれは若い衆、それを言うならイカ飯仙人、イカサマかどうか、さぁ先ずはひとつ食べてみておくんなさい。」

サッ

パクッ

男「う、美味い、、」

男2「アニキ、俺にもひと口くれよぉ。」

男「お、おい仙人、このイカ飯は耳鳴りにも良いのか?」

仙「ホイホイ、人生、なんと言っても腎精が鍵、精髄不足じゃ耳鳴りもおこる。精髄を生み出すこのイカ飯で、めまい、耳鳴りもたちまち解消じゃ。」

男「ふ、ふん、良し、親分に買って行ってやろう、近頃耳鳴りがひどいらしくてな。」

男2「アニキ、俺の分も、。」

男「イカ飯、3つ」

仙「はい、毎度あり、若い衆、これで出世も間違いなしじゃ。」

 

札  ヒラヒラヒラ〜

 

ご婦人「あの、このイカ飯は腰にもに良いのですか、。」

仙「おぉこれは又見目麗しいご婦人じゃ、。」

ご婦人「仙人社までの山道は、腰痛の私には辛くって、。」

仙「ほいほいそんな時にもこのイカ飯、。イカとウズラが寄り添えば、貴女の腎精を滋養して、辛い腰痛も消えて行く。」

ご婦人「まぁ、それなら、、えーっと、家族の分も、、5つ頂きますわ。」

仙「はい、イカ飯ファイブ、オマケにうずら卵を多めに入れておきますんで、、。毎度ありがとうございます。」

 

札 ヒラヒラ

       ヒラヒラヒラ〜

 

 

仙「さぁさぁ、イカ飯も残り少なくなって来ましたよ、、あとは早いもん勝ちだ、。腎精豊かにしたい方は、、。」

老人「わ、わしにも、、」

仙「これはこれはシルバーグレーの素敵な紳士、、イカ飯でますます若返りですぞ〜。」

老人「いや、婆さんが、、このところ物忘れが酷くなって来て、、心配で、、。」

仙「ほぉほぉ、そんな時こそこのイカ飯。黒豆、枸杞子も入ったこのイカ飯で髄の海を充実させれば、婆さん、いや奥方の記憶力もどんどん回復間違いなしじゃあ。」

老人「では、、ふたつ、、。」

仙「はい、毎度あり、、。食べ易いよう、切っておきますんでねー。よく噛んで召し上がって下さいよ。」

 

札 ヒラ〜

 

 

参拝者「私も〜」

参拝者「イカ飯3つ〜」

参拝者「こっちは2つねぇー。」

 

わいわい

   わさわさ

 

ヒラヒラ〜

    ヒラヒラヒラヒラ〜

 

      

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腎精を充実させる 黒豆と枸杞子入りイカ飯



 

 

 

 

黒豆と枸杞子入りイカ飯

材料(2人分)

うるち米80g、醤油大さじ1、

茹で黒豆20粒、枸杞子20g、にんじん20g、ネギ10cm、生姜15g、茹でうずら卵6個、

水、醤油大さじ1、紹興酒大さじ1

 

 

 

作り方

  1. 黒豆は塩水に浸けひと晩おき、茹でる。
  2. お米は洗って、醤油大さじ1を入れた温水に1時間浸けておく。
  3. イカは内臓を取り綺麗に洗う。
  4. にんじんは粗みじん切り、生姜とネギは半量をみじん切り、半量をぶつ切りにする。
  5. お米、黒豆、枸杞子、にんじん、みじん切りにした生姜とネギを混ぜ合わせる。
  6. 5をイカの半分くらいまで詰め、楊枝で止める。
  7. 鍋にイカがかぶるくらいの水、ぶつ切りにした生姜、ネギ、イカ飯、うずら卵、醤油、紹興酒を入れて蓋をして火にかけ、沸騰したら弱火にして1時間ほど煮て火を止め、蒸らす。

 

 

 

烏賊(イカ)  養血類

[性味/帰経 ]  平、鹹/肝、腎

[働き]⑴養血滋陰 貧血、血虚閉経、出血、帯下

 

黒豆  利水滲湿類

[性味/帰経 ] 平、甘/ 脾、腎

[働き]⑴去風利水 むくみ、腹水、関節腫痛、黄疸

         ⑵滋陰補血 陰血不足のふらつき、月経不順

         ⑶活血解毒 水虫、吹き出物、薬物中毒

 

枸杞子  滋陰類

[性味/帰経 ]  平、甘/肝、腎、肺

[働き]⑴滋補肝腎 足腰疼痛無力、遺精、めまい、頭のふらつき

         ⑵益精明目 白髪、視力減退、眼精疲労、風に当たると涙が出る

         ⑶潤肺止咳 肺腎陰虚の慢性咳、喘息

 

鶉玉子(うずらのたまご) 滋陰類

[性味/帰経 ]  平、甘/ 脾、肝、腎、心

[働き]⑴補虚強骨足腰  倦怠感、めまい、記憶力低下

         ⑵補気養血  貧血、消痩、精神不安

 

にんじん  養血類

[性味/帰経 ]  平(微温)、甘/肺、脾、胃、肝

[働き]⑴養血明目益肝 血虚による目の乾燥、かすみ、視力低下

         ⑵斂肺止咳 咳、咳痰

 

うるち米  補気

[性味/帰経 ]  平、甘/ 脾、胃

[働き]⑴補中益気・健脾和胃 脾気虚の疲れ、食欲不振、むくみ、下痢

    ⑵除煩止渇      精神不安、イライラ、口渇

 

 

 

 

仙人問答

 

仙「今日のイカ飯、名付けて『滋陰補血益腎』の術!」

 

仙「ウホっ、、」

 

     完売御礼

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

紅花酒を使ってホカホカ暖まる薬膳スープ

 

   気血を巡らせ瘀血、冷えを解消

 

 

 ごそごそ

    ごそごそ

 

 

ぺ「よし、マスターから頂いた『紅花酒』を持って、、っと。」

 

 

 

ぴっ

 バタン

   ブッブー

 

 

ガラガラっ

 

もこ「あ、ぺんたんさん、、。」

ぺ「皆さん、お待たせ〜です。」

里の人達「待ってたわ〜。すっかり寒くなって来たでしょ、今日は血の巡りが良くなって暖まる薬膳よ、、って、もこちゃんから聞いて、。」

ぺ「はい、血の巡りを良くする最強薬膳酒、持って来ましたよ。」

里の人達「薬膳酒?」

ぺ「はい、これです。紅花酒 」

 

 

 

ぽん

 

 

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血流を良くする 紅花酒

 

 

 

里の人達「わぁー、綺麗、、真っ赤ネ。」

ぺ「はい、紅花を浸けたお酒ですから。」

里の人達「へぇ、、紅花って、、紅花油ぐらいしか知らないし、、。」

ぺ「紅花は血の巡りを良くする中薬で、冷えや生理痛、瘀血に良い優れものなんです。」

里の人達「そうなの、。」

もこ「寒がりの私にぴったり、。」

ぺ「はい、血の巡りが良くなるので、腰痛や肩こりにも良いですよ。じゃ、早速作りますね。」

里の人達「はい、お願い、、。」

 

トントン

   パラパラ

      グツグツ

 

 

 

ぺ「はい、完成、紅花酒と青梗菜のスープ  です。」

 

 

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血流を良くする 紅花酒とちんげん菜のスープ

 

 

もこ「え?もう出来たの?」

ぺ「 はい、簡単に出来ちゃうんです。」

里の人達「へぇ、簡単だけど、、見た目すっごく薬膳っぽいわ。」

ぺ「はい、どうぞ召し上がってみてください。」

里の人達「じゃ、頂きまーす。」

 

ズズッ

  パクッ

 

もこ「美味しい、、薬膳スープっていう味がする。」

里の人達「ほんと、あっさりしてるけど、、どことなく薬膳酒が香るっていうか、、。」

ぺ「はい、煮立たせてあるのでアルコール分は飛んでますけど、味は残ってるので、。」

もこ「あ、なんか、ポカポカして来た。」

里の人達「ほんと、ジワジワ温まってくるカンジ、。」

ぺ「青梗菜も紅花も血の巡りを良くしますし、その上、陳皮は気の巡りを良くします。だから気血の巡り完璧! 冷え性、瘀血、気鬱体質の方に良いスーパースープなんです。」

もこ「あら、スゴイ。それにこの紅花酒、こうして使えば薬膳酒も飲みやすくて、。」

ぺ「はい、紅花酒はお料理に使いやすいので、皆さんもご家庭で作っておかれると良いですよ。」

里の人達「そうね、じゃ、紅花酒の作り方を教わって、、。」

ぺ「はい、レシピ、持って来ましたから、これを参考に作ってみてください。」

里の人達「ありがとう〜。」

 

ズッ

    ズズッ

   

 

ポカポカ

  ポカポカ

 

 

 

 

 

 

紅花酒と青梗菜のスープ

材料(2人分)

水2カップ、紅花酒大さじ2、青梗菜1株、しめじ1/2パック、陳皮小さじ1/2、塩

 

 

作り方

  1. しめじは石づきを取りほぐす。青梗菜は3cmに切る。
  2. 鍋に水、紅花酒、青梗菜、しめじを入れて火にかける。(蓋をする)
  3. 煮立ったら弱火にして2、3分煮、塩で味を整え、陳皮を入れて火を止め、蓋をして蒸らす。

 

 

 

*紅花酒の作り方は こちら 

 

senninlife.hatenablog.com

 

 

 

 

紅花(こうか)活血化瘀類

[性味/帰経 ]  温、辛、甘/肝、心

[働き]⑴活血通経 血瘀による生理不順、生理痛、産後の腹痛、出血

         ⑵祛瘀止痛 胸痹心痛、脇痛、打撲疼痛、塊り

 

青梗菜 活血化瘀類(かっけつかおるい)

[性味/帰経 ]  涼(平)、辛、甘/肝、肺、脾

[働き]⑴散血消腫 瘀血性出血

         ⑵清熱解毒 乳腺の腫れ、熱感、赤み、疼痛

 

しめじ(きのこ) 補気

[性味/帰経 ] 平、甘/ 脾、胃

[働き]⑴補気益胃 脾胃気虚の食欲不振、胃痛、げっぷ、嘔吐

 

橘皮(きっぴ)陳皮、橘紅(きっこう) 理気

[性味/帰経 ]  温、辛、苦/脾、肺

[働き]⑴理気和中 脾胃気滞の腹脹満、嘔吐、食欲不振、下痢

         ⑵燥湿化痰 胸苦しい、咳、多痰、喘息

 

 

 

仙人問答

 

 

ぺ「紅花の薬膳スープ、好評でしたよ〜。」

仙「ふむ、寒くなって来たからのう、血の巡りを良くする薬膳は大事じゃぞ。」

 

ぺ「仙人も飲まれますか?作りましょうか?」

仙「いや、わしはちと出かけてくる。」

 

ぺ「??  そう言えば、、仙人、仙人社って、、どうなっているのですか?」

仙「仙人社か?」

ぺ「はい、、なんでも七五三のお参りに多くの親子連れがみえた、、とか。」

仙「おぉ、、そうなんじゃ。あちこち造りっぱなしで放置してあったのじゃが、、ちょこちょこと人が訪れるようになってのう、。」

ぺ「相性占いコーナーも五臓の穴コーナーも旗揚げゲームも、、なんにも整ってないのに、、?」

仙「そうじゃ、あのまま放置してあったにも関わらず、皆、適当に遊んでおるようなんじゃ。」

ぺ「へぇ、、。」

 

仙「それでの、、人が来ておるようじゃから、、あちこちに賽銭箱を置いて見たのじゃ。」

ぺ「え?賽銭箱、、」

仙「そうよ、五行の形をした五角形の賽銭箱を作っての、、。」

ぺ「五行の形の賽銭箱⁈」

仙「そうじゃ、、そうしたら、、面白いのう、、皆、賽銭を入れていくのじゃ、、これが、結構貯まってのう、ウハハハハ〜〜。」

ぺ「ったく、、何やってるんですか、仙人!」

 

仙「そういう訳じゃから、、回収に行ってくる。七五三の後じゃから、、、楽しみじゃ〜〜」

 

ヒューン

 

 

 

 

*仙人社の始まりはこちら

 

senninlife.hatenablog.com

冬の体を滋養する薬膳

 

      乾燥から肌を守る

 

 

 

ウロウロ 

   ウロウロ

 

ドカドカ

   ウロウロ

 

バタン

 

ぺ「わー、びっくりした!誰かと思ったら、青年団の、、。」

青年団「あ、こんにちは、、。あの、今日は薬膳講座、、ないんですか?」

ぺ「??はい、今日は講座の日じゃないですけど、、。」

青年団「そうですか、、」ガックリ

ぺ「仙人に聞いてみましょうか?」

青年団「あ、はい、是非!」

 

 

 

仙人の薬膳講座

 

 

仙「皆、突然じゃったが、良く集まってくれたのう、今日は青年団の団長からのリクエストで講座を開く事になったのじゃ。」

ぺ「ま、どうせいつも『突然』ですからね。」

 

わいわい

  ガヤガヤ

 

仙「寒くなって来たのでのう、今日は体を滋養する薬膳を作るとしよう。」

 

ウキウキ

  ニコニコ

 

ぺ「はい、今日は豚バラブロックを使って、煮込み料理です。」

青年団「うぉー、肉だぁ〜〜」

 

クスクス

 

ぺ「はい、豚バラ肉はひと口大、根菜類は乱切りですが、、蓮根とにんじんは皮を剥かず、そのまま使いますので、良く洗ってくださいねー。」

皆「はーい。」

青年団「はーい。」

 

トントン

  トントン

 

ぺ「では、豚肉を炒めますよー、醤油を絡ませて、しっかりと炒めましょう。」

 

ジュージュー

   ジュージュー

 

仙「おぉ、良い匂いじゃ。」

 

ぺ「そうしたら、鍋に移し変えて、お肉が柔らかくなるまでコトコト煮ます。」

 

コトコト

   コトコト

 

ぺ「お肉が柔らかくなったら、少し火を強めて根菜類を入れて煮込みます。」

 

グツグツ

   グツグツ

 

仙「煮汁がなくなるまでしっかりと煮込むのじゃ。」

 

ぺ「はい、そして、最後に黒酢とごま油を入れて、煮立たせて、完成です。」

 

じゅわじゅわ

    じゅわじゅわ

  

 

 

 

ぺ「はい、完成、豚バラ肉と根菜の煮物  です。」

 

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冬の体を滋養する 豚バラ肉と根菜の煮物

 

 


青年団「うぉ、美味そう、、。」

 

ぺ「どうぞ、召し上がってください。」

 

 

パクパク

  ムシャムシャ

 

皆「黒酢と醤油、蜂蜜が上手く絡んで、美味しいわ。」

皆「ほんと、ご飯が進みそう、、。」

 

 

バクバク

   ガツガツ

 

青年団「美味いっす、豚肉サイコー、。」

 

クスクス

 

 

仙「今日の薬膳は、豚肉と長芋で腎を労わり、にんじんで血を養い、蓮根で肌を潤す、冬の滋養薬膳じゃ。」

 

ざわざわ

   わいわい

 

仙「豚肉と長芋はどちらも腎に帰経して、冬の体を滋養するのじゃ。陰虚体質の人にも良いぞ。」

 

ふむふむ

    メモメモ

 

仙「蓮根は寒性で体を冷やすので、こうして熱を加えて摂ると良いのう。」

受講生「 根菜は体を温めるのではないですか?」

仙「確かに、そう言われておるがのう、薬膳学では、そうではない。気虚体質の時に話したが、ごぼうも体を冷やす寒性、今日の蓮根も寒性、大根は涼性じゃ。」

 

ざわざわ

    ガヤガヤ

 

仙「皆、調理方法に気を付け、冬は腎を温めて労わるのじゃぞ。」

皆「はーい。」

青年団「はーい。」

 

 

 

*帰経のお話はこちら

 

senninlife.hatenablog.com

 

 

 

 

 

 

 

豚バラ肉と根菜の煮物

材料(2人分)

豚バラ肉ブロック200g、長芋50g、にんじん40g、蓮根40g、ブロッコリーの芽1/2パック

ネギ5cm、生姜5g、醤油大さじ1

蜂蜜大さじ1/2、黒酢大さじ1/2、ごま油小さじ1、塩少々

 

 

 

作り方

  1. 豚バラ肉は一口大に切る。ネギはぶつ切り、生姜は薄切りにする。
  2. 長芋は皮をむき、にんじん、蓮根は皮付きのまま乱切りにし、蓮根は酢水に浸けてアク抜きする。
  3. フライパンにごま油(分量外)をいれて火にかけ、生姜を入れて炒め、豚肉、ネギ、醤油の順に入れてしっかり炒める。
  4. 3を鍋に移し、肉がかぶる程度の水を入れて火にかけ、沸騰したら弱火にして20分〜ほど煮込む。
  5. 4に根菜類、蜂蜜を入れて中火にし、再び煮込む。
  6. 煮汁が無くなってきたら塩少々を入れ、黒酢、ごま油を入れて煮立たせ、火を止める。
  7. 器に盛り、ブロッコリーの芽を添える。

 

 

 

豚肉 滋陰類

[性味/帰経 ]  平、甘、鹹/ 脾、胃、腎

[働き]⑴滋陰潤燥、益脾補腎、長筋肉、生津液、潤皮膚

 

山薬(山芋、長芋、自然薯)  補気

[性味/帰経 ]  平、甘/脾、肺、腎

[働き]⑴健脾止瀉 脾気弱の食少、腹脹、泥状便

         ⑵養肺止咳 肺陰虚の慢性咳、喘息

         ⑶補腎縮尿 腎気虚遺精、頻尿、帯下

 

にんじん  養血類

[性味/帰経 ]  平(微温)、甘/肺、脾、胃、肝

[働き]⑴養血明目益肝 血虚による目の乾燥、かすみ、視力低下

         ⑵斂肺止咳 咳、咳痰

 

蓮根  止血類

[性味/帰経 ]  寒、甘/脾、心、胃

[働き]⑴生:涼血散瘀・清熱生津  各種出血、目赤疼痛

         ⑵熟:健脾開胃・養血生肌・止瀉  下痢、疲れ、食少、貧血

 

 

 

 

 

キョロキョロ

   キョロキョロ

 

ウロウロ

   キョロキョロ

 

ぺ「あれ?青年団の団長、、まだ、見えたのですか?何か、忘れ物ですか?」

団長「あ、いえ、、ちょっと、、。」

ぺ「?」

団長「あの、ほら、いつも講座に来てるあの子、、えーっと大学生の、、今日は来てなかったなぁって。」

ぺ「大学生の、、あぁ、、マツエクの彼女、ね。」

団長「え⁈  マツエク、、 の?」

ぺ「はい、みんな、そう呼んでるけど、、。」

団長「そ、、そうなんですかぁ、、、。」ガックリ

ぺ「??マツエク、苦手なの?」

団長「あ、いえ、とんでもない、そんな事はないです、はい。あ、じゃ、失礼します。」

 

とぼとぼ

  とぼとぼ

 

ぺ「???」

 

 

 

 

冬風邪に良い、ちょっと楽しい薬膳茶

 

   

 ウキウキ、楽しく温まる

 

 

ヒュルヒュル

    ヒューヒュー

 

ぺ「うぅっ、、寒っ、、段々冬っぽくなってきた、、。寒いから、走ろっ、、。」

 

タッタタッタ

  タッタタッタ

 

 

ぎぃ〜

 

ぺ「こんにちは〜」

マスター「いらっしゃいませ、ぺんたんさん。」

 

ガヤガヤ 

   わいわい

 

ぺ「今日も賑わってますねー。」

マスター「はい、今週は七五三のお客様も多くて、、。」

ぺ「七五三?? この辺に七五三のお参りをする神社なんて、ありましたっけ?」

マスター「ハハ、何を言ってるんですかぺんたんさん、皆さん、仙人社へ行かれてるんですよ。」

ぺ「えーーっ、仙人社⁈  だって、あれ、仙人、適当に造ったままで、、。」

マスター「はい、でも、自然の中にあって色々楽しめるからと、、結構皆さん、行かれているようですよ。」

ぺ「えー、全然、知らなかった、、仙人も何も言わないし、、。」

 

マスター「ところでぺんたんさん、今日は何になさいますか?」

ぺ「あ、はい、、マスター、紅花酒を使った紅花紅茶、新メニューにあるんですよね?」

マスター「はい、もちろん、ぺんたんさんの意見を取り入れさせて頂きましたよ。どうぞ、メニューです。」

 

サッ

 

 

〜  menu 〜

 冬の薬膳茶

  • 紅(花+茶)   
  • 黒糖生姜茶 
  • シナモンとポップコーンのちょっと楽しい薬膳茶

 

 

ぺ「あ、あるある、私が考案した紅(花+茶)、、。」

マスター「では、それになさいますか?」

ぺ「はい、、あ、でもちょっと待って下さい、、。この、「・・・ちょっと楽しい薬膳茶」って、、。」

マスター「はい、七五三でお子様連れのお客様も多かったので、メニューに加えてみたのです。冬風邪に良いのですよ。」

ぺ「えー、、気になっちゃいます、ちょっと楽しい、、なんて、、。」

マスター「では、それになさいますか?」

ぺ「はい、。」

 

マスター「はい、では、、少々お待ちください。」

 

フツフツ

     フツフツ

 

 

 

マスター「お待たせ致しました。どうぞ。」

 

サッ

 

 

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ポップコーンをティカップに入れる

 

 

ぺ「え、これ、、ポップコーン、、ティカップにいっぱいですよ。」

マスター「はい、ここからが楽しいところですよ。」

ぺ「え?」

マスター「このポップコーンにシナモンティを注ぎます。」

 

ドボドボ 

   

    じゅわじゅわ 

           ジュワァ〜〜

 

 

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シナモンとポップコーンの薬膳茶

 

 

ぺ「わーー、、ポップコーンがクシュクシュって、、小さくなってく〜、ほんと、楽しい〜〜。」

マスター「さ、どうぞ召し上がってください。」

 

ぺ「はい、頂きます。」

 

パク

  ごくっ

 

ぺ「シナモンが効いてますねー、それにポップコーンが、面白い、、。」

 

ムシャムシャ

 ゴクッ

 

マスター「シナモンは紅茶葉と一緒に入れて、熱湯を注いでいますから、紅茶を入れてからシナモンを振るよりずっと濃厚な味になるのですよ。」

ぺ「なるほど、。」

マスター「お子様達には、シナモンを半量にして黒糖で甘みをつけて出しているのです。」

ぺ「へぇ、面白い、、楽しい、、。これで薬膳茶だなんて、、おやつにもなるし、、」

 

 パクパク

 

マスター「はい、シナモンと紅茶で体を温め、ポップコーンで余分な熱を取り排出する、、冬風邪の薬膳茶です。」

ぺ「フフ、マスター、これ、冬風邪じゃなくても、冬中飲みたい薬膳茶、ですよー。」

 

 

 

 

シナモンとポップコーンの薬膳茶

材料(2杯分)

紅茶4g、シナモンパウダー2g(小児は半量)、ポップコーン10g×2、お湯400cc

お好みで黒砂糖少々

 

 

作り方

  1. ティポットを温め、紅茶とシナモンパウダーを入れて熱湯を注ぎ、蓋をして5分蒸らす。
  2. カップにポップコーンを入れ、1を注ぐ。
  3. 1にもう一度熱湯を注いで、おかわり出来る。

 

 

肉桂(シナモン)  温裏類

[性味/帰経 ]  大熱、辛、甘/腎、脾、肝、心

[働き]⑴補火助陽   脾腎陽虚の冷え、むくみ、勃起不全、生理不順、下痢、喘息、心悸、不眠

         ⑵温暖脾胃 脾胃虚寒の食欲低下、胃脘冷痛

         ⑶温通経脈    慢性の瘡瘍腫毒、閉経

         ⑷袪寒止痛     生理痛、関節・筋肉の寒湿痺痛

 

紅茶

[性味/帰経 ]  温、苦、甘/心、肺

[働き]⑴ストレス、口渇、 むくみ

 

ポップコーン(とうもろこし)  利水滲湿類

[性味/帰経 ]  平、甘/ 脾、胃、大腸、肝、腎、膀胱、心、小腸

[働き]⑴清熱利湿 むくみ、黄疸、排尿困難

    ⑵健脾益肺 疲労、食欲不振、食少

 

 

 

 

*冬風邪予防の薬膳茶はこちら

 

senninlife.hatenablog.com

 

 

 

*冬風邪・咳に良いみかんエードはこちら

 

senninlife.hatenablog.com

 

 

 

*冬風邪に効くスープはこちら

 

senninlife.hatenablog.com

 

 

 

*体を温める陳皮プーアル茶はこちら

 

senninlife.hatenablog.com

 

目の乾燥、手足のしびれに良い薬膳

 

 血虚に良いのです

 

  

ゴソゴソ

  がさがさ

 

ぺ「あれ、仙人、、何をなさっているのですか?」

仙「ふむ、ぺんたんが血虚の記事を一生懸命書いておったから、今日は血虚の薬膳をひとつ伝授しようと思うてのう。」

ぺ「え、血虚の薬膳を私に伝授して下さるのですか?、、う、嬉しい、、。」

 

仙「使うのはこれじゃ、。」

 

バサバサ

 

ぺ「あ、、ちょっと待って下さいよ仙人、、今からひとつずつ写真を撮りますからね〜。」

 

パシャッ

  パシャパシャッ

 

ぺ「はい、完成。」

  

 

 

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なつめ       五味子      山楂子      落花生

 

 

仙「おぉ、これは綺麗に並んだのう。」

ぺ「はい、はてなブログ新機能、写真横並びの術、、です。」

仙「そうか、横並びの術か、これは良い。」

 

ぺ「はい、でもひとつ残念な事が、、。」

仙「なんじゃ?」

ぺ「写真の下にキャプションが入るようになっているのですが、横並びにすると、写真が全部グループ化されてしまってキャプションがまとめてひとつしか入らず、、この4枚それぞれにキャプションを付ける事が出来ないのです。」

仙「ふむ、そうなのか、。」

ぺ「はい、なので、今はパソコンの画面に合わせてキャプションを入れてみたのですが、これをスマホで見るとかなりおかしな事になってます。」ガックリ

仙「そういう物か、、。」

ぺ「はい、それぞれの写真にキャプションを書き込んでからグループ化出来ると良いのですが、、。」

 

 

仙「ふむ、それはそうとして、、ぺんたんよ、肝血虚に良い薬膳を作るぞ。」

ぺ「あ、はい!」

 

仙「まず、ゆで卵を作るのじゃ。」

ぺ「はい。」

仙「まとめ作っておくと良いので、今日は6個茹でるとしよう。」

ぺ「はい。」

 

グツグツ

  茹で茹で

 

仙「その間に、五味子と山楂子は、それぞれお茶パック等に入れておくのじゃ。」

ぺ「はい。」

 

ガサゴソ

  ガサゴソ

 

仙「そうして、落花生の殻をむき、、。」

ぺ「はい、薄皮は捨てないように、、と。」

 

仙「茹だった卵、なつめ、落花生、五味子、山楂子、醤油、水、全て鍋に入れて、落とし蓋をして、真っ黒になる迄煮るのじゃ。」

ぺ「はい!」

 

グツグツ

  グツグツ

    グツグツ

 

 

仙「完成じゃ、 薬味 煮卵  。」

 

 

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ぺ「美味しそう、、でも、どんな味なのかなぁ?」

仙「食べてみよ。」

ぺ「はい、頂きます。」

 

パク

 

ぺ「わ、酸っぱい、、。」

仙「ウハハハハ、五味子も山楂子も酸味が強いからのう。」

 

パク

 

ぺ「あー、なつめを食べると甘い、、。」

 

カリッ

 

ぺ「落花生もちょっと酸っぱくて面白い味。」

 

パクパク

 

ぺ「煮卵って甘辛のイメージがあるけど、これは全然違う、、、でも美味しい、、です。」

仙「こうしてまとめて作っておいて、毎日1個ずつ食すのじゃ。」

ぺ「はい、。」

 

パクパク

  カリッカリッ

 

 

 

薬味煮卵

材料(ひとり、6日分)

卵6個、なつめ12個、落花生60g、五味子50g、山楂子30g

水2カップ、醤油大さじ1

 

 

作り方

  1. ゆで卵を作る。
  2. 五味子、山楂子はお茶パック等の袋に入れる。
  3. 鍋に材料を全て入れ(落花生は薄皮ごと使う)、火にかける。
  4. 沸騰したら弱火にし、落し蓋をして30分ほど煮る。
  5. 卵1個、なつめ2個、落花生10gを毎日食べる。

 

 

玉子   滋陰類

[性味/帰経 ] 平、甘/ 肺、心、脾、肝、腎

[働き]⑴滋陰潤燥 空咳、口渇

         ⑵清咽開音 目赤、声嗄れ、発声困難、のどの痛み

         ⑶養血安胎 不眠、多夢、めまい、精神不安、胎動不安

 

なつめ(大棗、たいそう)  補気

[性味/帰経 ] 温、甘/ 脾、胃

[働き]⑴補中益気 疲れ、食欲不振、めまい

         ⑵養血安神 顔色萎黄、躁鬱、貧血、心悸、不眠、多夢、イライラ

         ⑶緩和薬

 

落花生  養血類

[性味/帰経 ]  平(微温)、甘/肺、脾、胃、肝

[働き]⑴補血止血 貧血、めまい、心悸、不眠、皮下出血、鼻血、不正出血、喀血

         ⑵補脾潤肺・和胃醒脾 咳、食欲不振、便秘

 

五味子(ごみし)  収渋類

[性味/帰経 ] 温、酸、/肺、腎、心

[働き]⑴斂肺滋腎 肺虚や肺腎不足の慢性咳、喘息、呼吸困難

    ⑵生津斂汗 口渇、自汗、盗汗

    ⑶渋精止瀉 遺精、滑精、夜明け前の下痢や、慢性の下痢

    ⑷寧心安神 心悸、不眠、多夢

 

山楂子(さんざし)  消食類

[性味/帰経 ]  温、酸/脾、胃、肝

[働き]⑴肉の食べ過ぎによる脹満、嘔吐、吐き気、下痢

         ⑵胸痛、生理痛、産後出血、腹痛

 

 

 

*五味子を使った薬膳ティは こちら

 

senninlife.hatenablog.com

 

 

 

*山楂子酢は こちら

 

senninlife.hatenablog.com

 

 

 

仙人問答

 

 

ぺ「仙人、今日は肝血虚の薬膳を伝授して頂き、ありがとうございました。」

仙「ふむ、肝血虚になると、目が乾燥したり、手足が痺れるなどの症状が出てくるのじゃ。」

ぺ「はい、あ、そっか、肝の穴は『目』ですから、それで目に症状が現れるのですね。」

仙「そうじゃ、ストレスや過度の心労、慢性の出血証などが原因で肝血虚になるので、気をつけねばのう。」

 

ぺ「はい、酸味は肝に帰経しますから、それで今日は酸味のある五味子や山楂子を使ったのですね。」

仙「良く気がついたのう、五味子は肝・肺・心・腎に帰経し、津液を生み精神を安定させる。山楂子は血の巡りを良くする働きをしてくれるしのう。」

ぺ「なつめは気血を養い、卵は五臓全てに帰経するし、、落花生は血を養う、、はぁ、なるほど、。」

 

仙「どうじゃ、この薬膳、気に入ったか?」

ぺ「はい、仙人、勉強になりました、ありがとうございます。」

仙「ウハハハハ〜、たまには師匠と弟子ごっこも良いものじゃ〜。」

 

ヒューン

 

 

 

五臓の穴のお話はこちら

 

senninlife.hatenablog.com

 

 

 

 

血虚体質の方にオススメの食薬

 

   血を養う〜

 

 

 サラサラ 

   サラサラ

 

ぺ「あーー、疲れた、ずーっと書いてるから、目が疲れた、、いかんいかん、血を損なう、、。」

 

仙「そんな時は、ほれ、これじゃ。」

 

ぽん

 

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血虚に良い 落花生

 

 

ぺ「あ、落花生。」

仙「茹でたてじゃ。血虚には持ってこいのおやつじゃ。」

 

パクッ

ぺ「あ〜〜、美味しいーー、仙人、ありがとー。」

パクパク

 

仙「落花生の薄皮には抗酸化作用があるので、薄皮ごと食べるのがお肌にもアンチエイジングにも良いぞ。」

ぺ「わ、それは重要、、薄皮ごとしっかり頂きます。」

 

パクッ

 

仙「今日は、血虚体質について書いておるのじゃな。」

ぺ「はい、気虚、陽虚、を書きましたから、今度は血虚です。」

仙「気は血を生む、『気生血』じゃ、血虚の時は気も一緒に補う事が大切じゃぞ。」

ぺ「はい、補気の食薬も貼っておきます。」

 

サラサラ

  サラサラ

 

ぺ「はい、書きあがりました。」

 

 

 

血虚体質 》

 

【 オススメの食薬 】

  • にんじん・ほうれん草
  • 落花生・黒木耳
  • ライチ・ぶどう
  • イカ・タコ・赤貝・マナガツオ
  • 羊肉・レバー・豚足・豚のハツ
  • スッポン・ナマコ

 

 

【 オススメの中薬 】

  • 当帰
  • 熟地黄
  • 何首烏
  • 龍眼肉
  • 白芍
  • 阿膠
  • 大棗

 

 

【 オススメの漢方薬

  • 当帰補血
  • 帰脾湯
  • 四物湯
  • 人参養栄湯

 

 

【 注意するもの 】

  • 苦瓜・冬瓜・セロリ・豆腐
  • 梨・りんご・スイカ・緑茶
  • 肉桂・乾姜・唐辛子・胡椒
  • 生もの

 

 

注意する事 】

  • 過労を避ける

 

 

【 オススメの薬膳 】(リンクが貼ってあります)

 

 

【 オススメの薬膳茶】

 

 

 【 オススメの薬膳酒 】

 

 

 

 

 

 

血虚体質の症状についてはこちら 

 

senninlife.hatenablog.com

 

 

*養血類の食薬はこちら

 

senninlife.hatenablog.com

 

 

補気類の食薬はこちら

 

senninlife.hatenablog.com

 

 

 *滋陰類の食薬はこちら

 

senninlife.hatenablog.com

 

 

 

 

 仙人問答

 

 

ぺ「仙人、血虚って、血が不足する事、ですよね。」

仙「ふむ、何らかの原因で血が損なわれ、血液の滋養作用が低下し、臓腑組織に栄養が足りなくなる、という事じゃのう。」

ぺ「何らかの原因、。」

仙「虚弱体質、あるいは飲食の偏り、過労、精神的な気鬱、慢性病、不正出血、など色々あるのう。」

 

パクパク

 

ぺ「そんなに、、。で、仙人、、その『血』は肝と心に関係してるんですよね。肝心肝心、、。」

仙「そうじゃ、心血虚、肝血虚にならぬ様気をつけねばのう。しかし腎も重要じゃ。腎は肝の親であり、心の祖父じゃからのう。肝腎肝腎、、。」

ぺ「そっか、今度は腎・肝・心の親子関係、、ですね。」

 

仙「中医学では、『肝は、蔵血を司る』と言われておる。」

ぺ「蔵血、。」

仙「血液を貯蔵し、血量を調節する働きをしておるのじゃ。」

ぺ「肝ウーッドが、そんな大事な役目を、。」

 

仙「『心は血脈を司る』と言われておる。」

ぺ「血脈、、。」

仙「心が血を作り、血流を司り、同時に脈管の動きを司る、と言う事じゃ。」

ぺ「なるほど、心ファイヤーと肝ウーッドは、血に関係する働きをしているんですね、。でも腎は?」

 

仙「思い出してみよ、ぺんたん、腎の華はなんじゃった?」

ぺ「えーっと、腎の華、、腎の華、、、あ、『髪』です。髪にツヤがあれば、腎精が良い調子、、。」

仙「そうじゃ、そしてその髪は、、。」

ぺ「あ、そうだ、『髪は血の余り』」

仙「その通り、血は腎精から作られる。」

ぺ「そっか、それで、腎・肝・心が、重要なんですね。」

 

仙「そうじゃ、そして腎と心のバランスも大事じゃ。」

ぺ「腎ウォーターと心ファイヤー、。水と火、の関係ですね。」

 

仙「ふむ、腎ウォーターは心ファイヤーが燃えすぎない様にちゃんと調節しておるのじゃ。」

ぺ「心ファイヤーが燃えすぎない様に、、」

仙「腎ウォーターが弱って水が少なくなれば、心ファイヤーの火は燃え広がる。」

ぺ「わっ、、怖い、、。」

仙「火が燃え広がると『心の陽』が『心の陰』を消耗させ、心の血虚、心の陰虚へと繋がっていくのじゃ。」

ぺ「血は陰液だから、、心血虚、心陰虚、、、。」

仙「心の火が広がれば、心がざわつき、動悸や不眠が起こってくるのじゃ。」

ぺ「なるほど、、血虚になると不眠の症状が出てくるのはそういう訳なんですね。」

仙「そうじゃ、血が養われないと、心が安定せず精神も不安になってくるのじゃ。」

ぺ「ふう、、心の火を燃え広がらせない為には腎も重要、、な訳か、、。」

 

 

パクパク

 

ぺ「ところで仙人、【注意するもの】ですが、上2段の苦瓜や梨等は、全て体を冷やすものなので、沢山食べてはいけないって事ですよね?」

仙「ふむ、血は暖かい環境が好きじゃからのう、まず、体を冷やす物は避けたいのう。緑茶も要注意じゃ。タンニンと鉄が吸着するのでな、折角鉄分豊富な食薬を食べても無駄になってしまうのじゃ。養血類の食薬とは一緒に摂らぬ事じゃな。」

 

ぺ「そうなんだぁ〜、。では仙人、乾姜や肉桂はどうして注意しなくてはいけないのですか?体を温めるのに、、。」

仙「肉桂や乾姜などの香辛料は体を温めはするが、津液を消耗するのでのう、陰虚血虚の場合は要注意じゃ。火が燃えているところへさらに熱くなるものを投じる事になるじゃろ?」

ぺ「そっか、津血同源、、津液と血はお互いに変化しあっているから、津液が消耗すれば血も消耗する。」

 

仙「どんな良い物も取りすぎては効能を失う。津液を生む梨、体を温める肉桂、量に気をつけて、体質や症にあった物を選べばどちらも良薬になる。」

ぺ「はい。」

仙「落花生も食べすぎては、ならぬぞ。」

ぺ「あ、はい。」

 

仙「血虚体質の人は、養血作用のある食薬を中心に、補気・滋陰の食薬も取り入れ、血虚が酷くならぬ様、腎・肝・心を労わることじゃ。」

ぺ「はい。」 

 

仙「それから、血虚体質を改善するには、『龍眼肉酒』や『龍眼&なつめ酒』の薬膳酒もお勧めじゃ。毎日、薬酒として食後に20〜30ml飲むと良いぞ。」

ぺ「はい。」 

 

パクッ 

 

 

 

腎精のお話はこちら

 

senninlife.hatenablog.com

 

 

 

五臓の華のお話はこちら

 

senninlife.hatenablog.com

薬膳酒のススメ(龍眼肉酒)

 

    血虚、貧血、不眠に良い薬膳酒

 

 

 

 タッタタッタ

   タッタタッタ

 

 

ぎぃ〜

 

ぺ「こんにちは〜」

マスター「いらっしゃいませ、ぺんたんさん。」

 

ざわざわ

  ざわざわ

 

 

ぺ「今日も混んでますねー。」

 

マスター「お天気も良いですからね、。」

ぺ「ね、マスター、紅花酒、出来ました?」

マスター「はい、来週から新メニューとしてお客様に出す予定ですよ。」

ぺ「あー、来週ですかぁ、、。」ガッカリ

マスター「良かったら、ぺんたんさん、少し持って行って下さい。」

ぺ「え、良いんですか?」

マスター「はい、これを使ってまた何か薬膳料理を考えてみて下さい。」

 

トクトク 

   トクトク

 

マスター「はい、どうぞ。」

 

ぽん

ぺ「わっ、嬉しい、ありがとうございます。」

 

 

マスター「実はもう一つ薬膳酒が作ってありまして、これも丁度出来上がったところなんです。」

ぺ「え?もう一つ?」

 

マスター「はい、これです、龍眼肉酒

 

 

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貧血に良い 龍眼肉酒

 

 

ぺ「あ、これ、この前、なつめと龍眼肉のお茶、で頂いた、、龍眼肉、。」

マスター「そうです。実は、あのお茶がとても好評で、、貧血だけでなく、不眠で悩まれている方も多いようなので、今度は薬膳酒にしてみました。」

 

ぺ「血虚に良い薬膳酒、ですね。」

マスター「そうです。」

ぺ「フフフ、、。」

マスター「?」

ぺ「マスターと私って、、ホント気があいますよね、私もこの前、にんじんで血虚の薬膳、作ったんです。」

マスター「そうですか、ではその薬膳を食べて、この薬膳酒を飲めば、バッチリですね。」

ぺ「はい。飲んでみても良いですか?」

マスター「はい、どうぞ。」

 

ゴクッ

 

ぺ「うわっ、甘い、甘いですねー。」

マスター「ハハ、、そうなんです、これはとっても甘い薬膳酒です。」

 

ぺ「お菓子作りに使えそう、、みりんの代わりにもならないかしら?」

マスター「この前の薬膳茶のように、なつめ酒と混ぜ合わせて飲んでも良いですし、複合酒としてなつめと一緒に漬け込んで作っても良いのです。」

ぺ「複合酒、、それも良いですねー。」

 

マスター「紅花酒も女性にオススメの薬膳酒ですが、この龍眼肉酒も女性に良いですよ。」

ぺ「はい、やはり女性は貧血になりやすい、、からですね。」

マスター「そうです。龍眼肉酒で血を養って、紅花酒で血を巡らせる、と言う事です。」

ぺ「あ、そう言えば私の恩師が言って見えました。『お父さんにはなつめ酒、お母さんには枸杞子酒、娘さんには龍眼肉酒がいいですよ。』って。」

マスター「本当にそうですね。」

 

ゴクッ

 

ぺ「『久視は血を損ない、心・肝に影響を与える』、、でしたよね。」

 

マスター「はい、古典ではこのように書かれています。

『全ての血は心に属する。人が夜寝ている時、血は肝に帰る。肝に血が帰ることによって目を養い、ものが良く見えるようになる。足は血によって滋養され歩くことができるようになり、掌は血の滋養によって握ることが出来、指は血の滋養によって物を掴むことができるようになる。』」

 

ぺ「はぁ、なるほど、、、。」

 

マスター「血は心・肝と密接な関係ですが、血虚になると、血量が不足し、また血質も悪くなり、心・肝だけでなく、こうして足、掌、指にも影響が出てくる、と言う事ですね。」

 

キュッキュッ

  パッ

     ぐーっ

ぺ「こうして握ったり、開いたり出来るのも血のおかげ、、か、、。」

 

しみじみ

 

ぺ「もう何年も前の話なんですけどね、私のじっちゃん1は脳出血で、半身不随になってしまったんです。」

マスター「それは、、大変な事でしたね。」

ぺ「はい、左利きのじっちゃん1が左半身不随になってしまって、右手では、ご飯食べるのもすごい労力で、。」

マスター「左利きの方が左半身不随とは、、。」

ぺ「はい、それからはもう、、じっちゃん1は左うちわではなくなって、、。」

マスター「・・; 」

ぺ「じっちゃん1の左手は握る事も、開く事もできず、、、。あ、すみません、こんな話、。」

マスター「い、いえ、、いいですよ。」

ぺ「なんか、思い出しちゃいました、じっちゃん1の事、、。手遊びして歌ったなぁ〜。」

 

 

♪ ♪ やきいも やきいも

              おなかが グー

           

          ほかほか ほかほか

               あちちの チー

 

            たべたら なくなる

                なんにも パー

 

             それ やきいもまとめて

       グー  チー パー ♪ ♪

 

 

 

 

龍眼肉酒

材料

龍眼肉(殻無し)200g、ホワイトリカー1ℓ

 

*なつめ酒との複合酒を作る場合は、

なつめ100g、龍眼肉100g、ホワイトリカー1ℓ

 

 

作り方

  1. 熱湯消毒した瓶に龍眼肉を入れる。(殻付きの龍眼肉の場合は殻をむく)
  2. ホワイトリカーを注ぐ。
  3. 冷暗所で1ヵ月おく。時々揺らして混ぜる。
  4. 1日20ml飲む。
  5. なつめ酒と混ぜ合わせて飲んでも良い。

 

 

竜眼  養血類

[性味/帰経 ]  温、甘、酸/脾、胃、肝

[働き]⑴補益心脾 心脾両虚、気血不足の出血、貧血、脾虚下痢、倦怠感、虚労

     ⑵養心安神 神経衰弱、不眠、健忘、心悸、めまい、記憶力減退

*妊娠中と小児は多食しない、痰湿体質の方には不向き

 

 

【 龍眼肉酒 効能 】

  • 貧血・めまい
  • 不眠
  • 精神不安

 

 

 *なつめ酒はこちら

 

senninlife.hatenablog.com

 

 

*なつめと龍眼肉のお茶は こちら

 

senninlife.hatenablog.com

 

 

*枸杞子酒は こちら

 

senninlife.hatenablog.com

 

 

 

フラフラくたくた補気ッチャえ! イライラうつうつ理気ッチャえ!