国際薬膳師、仙人を夢みる

薬膳でセルフケア めざせ!仙人life

中医薬膳学に基づき、薬食同源、医食同源で仙人のような健康長寿を目指します。

月刊仙人life 2月号 2017

 

そして2月

 

皆さま、こんにちは、ぺんたんです。

 

ロウギアからのスタートとなった1月でしたが、何とかギアをセカンドに入れて、2月はまずまずの走りが出来たと思います。

 

そんな2月を振り返りながら、まずは恩師のお話から、、。

 

 

 

予防医学

 

私の恩師は勿論中国の方で、現在は日本に帰化されています。中国で臨床医として働かれていた恩師がどうして薬膳普及の道を選ばれたか、、。

それは、治す事ができない病気を前にした際の医者の無力感だったそうです。

患者の絶望の眼差しに出会う中で、病気を治療する医者より、病気にさせない医者になりたい、との思いがこみ上げてきて、薬膳に辿り着いたと、おっしゃって見えました。

 

日常の中のほんの些細な事の積み重ねが、ある日突然、病となって現れる、、。

それを回避すべく、想像力豊かな?私は、こんなストーリーを考えながら薬膳を作っていました。

 

 

 

薬膳にまつわる3つのショートストーリー

 

 

【 その1 】

 

小学6年生の女の子エイコちゃんのお母さんは、残念ながら、食事を作るのが好きではありません。

毎日毎日、お肉を炒めるだけの簡単料理。エイコちゃんはいつも胃腸風邪を繰り返し、インフルエンザの常連でもあります。

それでもエイコちゃんはお母さんが大好き、だって朝ごはんにはいつもエイコちゃんの大好きなロールケーキや菓子パンを用意してくれるんですもの。

「胃腸風邪の時は何を食べているの?」

「うどん、、」

「ネギとか、椎茸とか、入ってるの?」

「うどんだけ。」

 

こんなエイコちゃんに小学生でも作れる『春キャベツと鮭フレークの和え物』は、如何でしょうか、。

 

 

 

【 その2 】

 

独身OLのビイコさんは、彼氏との共同生活を始めてウキウキモード。

仕事中もクックパッドのページを見ながら、夕飯は何を作ろうかと張り切っています。

2人仲良く夕飯を作って食べて、、でも、半年も経ったある日彼氏に言われてしまいました。

「納豆だけでいいよ、本当はこういうゴチャゴチャしたの、好きじゃないんだ。」

・・・

結局破局、一人暮らしになってしまったビイコさん、1年半が過ぎました。

初めのうちは自炊もしていましたが、どんどん億劫になり、今ではまともな夕飯を食べる事も少なくなり、体調を崩しては病院通いです。

「野菜ジュースは飲んでますよ。あと、お豆腐ぐらいはたまに食べるんですけどね。」

 

こんなビイコさんに『変わり湯豆腐』は如何でしょうか、。

 

 

 

【 その3 】

 

結婚生活10年目のシイオさんは、会社の統廃合で、突然の転勤を言い渡されました。

でも、奥様から『小学生の子供もいるし、実家の近くから離れたくないの。』と言われ、やむなく単身赴任です。

仕事で帰りが遅かったシイオさん、今まで家事は奥様に任せきりで料理などしたことがありません。

外食とコンビニ弁当、カップ麺の日々が続き、なんと3ヶ月で10キロも太ってしまいました。

「服のサイズも合わなくなってしまい、スーツのズボンはもうどれもはけません。休みの日ぐらいは自炊でもしないと、と思っているのですが、包丁もあまり使ったことはなく、鍋や調味料も揃えてありません、、。」

 

こんなシイオさんに『タラのホイル焼き わさび漬け風味』は如何でしょうか、。

 

 

” 様々な人の 様々な暮らしに 仙人life の薬膳御膳

あなたの健康をサポートします ”

 

以上、CMでした (^_−)−☆

 

 

 

 

 

自然界便り 

 

春の訪れを告げる蕗の薹です。

 

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 今年の蕗の薹は小ぶり、、。

もちろん、天ぷらと、蕗味噌にして美味しくいただきました ( ´ ▽ ` )

 

 

 

 編集後記

 

「君の瞳に恋してる」「酒とバラの日々」「空に星が綺麗」(斉藤和義

今月もブログ内にいくつかの名曲が登場しました。

私は音楽が好きで、ジャンルを問わず何でも聞きます。あ、演歌や民謡は聞きませんが、、。

料理を作るとき、食べる時は必ずBGMをかけながら、、。

でも料理って、ブログでもお分かりのように、結構色んな音が出るんですよね、なので、BGMは大きめの音量でないと聞こえません。かなりの爆音で聴いているかも、、です。

それで、、今月気になった事が一つ、radwimpsの「前前前世」と「週刊少年ジャンプ」の曲の「君の前前前世から僕は〜〜♪」の部分と「週刊少年ジャンプ的な未来を〜〜♪」のところのメロディが、同じに聞こえる、、テンポは違うけど、、。

ただそれだけの話(笑)

 

 

今月も訪問してくださった皆様、読者になってくださった皆様、スター、コメントをくださった皆様、本当にありがとうございます。

 

少し春めいて、何となく気分がウキウキしてきたら、それは貴方の肝ウーッドが動き始めた証拠。

もし、少しもウキウキして来なかったら、玉ねぎや柑橘類を食べて、肝ウーッドを目覚めさせてあげましょう。

 

梅・桃・桜、、優しい花達の季節がやって来ます。

腎陰腎気を補う 山芋(長芋)入り八宝菜

 

山芋酒の山芋を使って

 

ヒィラヒィラ  ひらりん〜〜

 

ぺ「あ、手紙、、、。」

 

バタバタバタ

 

ぺ「仙人〜〜、薬膳講座の生徒さんから『山芋酒を使った薬膳はもう無いのですか?』というお手紙が届きました。」

仙「ふむ、長芋の明太子和えを作っただけじゃったのう。よし、では今日はもう一つの山芋酒を使った薬膳じゃ。皆を呼べ。」

ぺ「はい。」

 

 

 

仙人の薬膳講座 

 

仙「皆、山芋酒を持ってきたかのう。」

皆「はい。」

仙「よし、では今日はその中の山芋も作って八宝菜じゃ。」

 

ワイワイ ウキウキ

 

仙「まず、山芋酒の中から山芋を取り出すんじゃ。」

ぺ「はい、山芋酒の良い香りがしますね。」

仙「豚肉に下味をつけておくんじゃ。」

ぺ「はい、みじん切りにしたネギとすりおろした生姜、それに山芋酒、醤油ですね。」

仙「キクラゲを戻しておくのも、忘れずにな。」

ぺ「はい、戻したら石づきは取りましょうね。」

仙「あとは、簡単じゃ。全て一口大に切ってな。」

ぺ「はい、にんじんは短冊切りにしましょう。」

仙「よし、炒めるんじゃ。」

ぺ「はい、お肉だけ先に炒め、一旦取り出しておきます。」

 

ジュージュー シャッシャッ

 

ぺ「完成、山芋入り八宝菜 です。」

 

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皆「良い香りね〜〜。」

ぺ「どうぞ、召し上がってください。」

 

パク パクパク

 

皆「美味しい、山芋がシャキシャキだわ。」

皆「ほんと、山芋にリカーが沁みてるわね〜。」

仙「どうじゃ、うまい使い方じゃろ。」

皆「はい、山芋酒の山芋をどう使ったら良いのか分からなかったので、。」

皆「そうなんです、使い方がわかってとても嬉しいです、。」

仙「ウハハハハ、自分達でも工夫してな、色々試してみると良いぞ。」

皆「はい。」

 

 

 

 

山芋(長芋)入り八宝菜

材料(2人分)

豚肉切り落とし100g、山芋酒の山芋(長芋)60g、キクラゲ5g、人参1/4本、白菜100g、ピーマン1個、玉ねぎ1/4個、うずら卵4個、生姜5g、山芋酒(紹興酒)大さじ1、水50cc、塩、ごま油、水溶き片栗粉

下味: 山芋酒大さじ1、醤油小さじ1、生姜すりおろし小さじ1、ネギ2cm

 

 

 

作り方

  1. ネギをみじん切りにして下味を作り、豚肉を漬けておく。
  2. キクラゲは水で戻し、石づきをとり一口大に切る。
  3. 生姜はみじん切り、人参は短冊切り、あとは皆一口大に切る。
  4. フライパンを熱しごま油を入れ、豚肉を炒め、一旦取り出す。
  5. 再びフライパンを熱し、ごま油、生姜を入れ、人参、ピーマン、玉ねぎを炒める。
  6. その後キクラゲ、白菜、山芋(長芋)、豚肉を入れて炒める
  7. 山芋酒、水、うずら卵を入れて混ぜ、塩で味を整える。
  8. 水溶き片栗粉を入れて仕上げる。

 *山芋酒が無い方は、長芋と紹興酒で作ってください。

 

 

 

豚肉 滋陰類

[性味/帰経 ]  平、甘、鹹/ 脾、胃、腎

[働き]⑴滋陰潤燥、益脾補腎、長筋肉、生津液、潤皮膚

 

山薬(山芋、長芋、自然薯)  補気類

[性味/帰経 ]  平、甘/脾、肺、腎

[働き]⑴健脾止瀉 脾気弱の食少、腹脹、泥状便

    ⑵養肺止咳 肺陰虚の慢性咳、喘息

    ⑶補腎縮尿 腎気虚の遺精、頻尿、帯下

 

白菜     清熱瀉火類(せいねつしゃかるい)

[性味/帰経 ]  平、甘/ 胃、大腸

[働き]⑴清熱除煩 胸苦しい、煩熱、肺熱の咳、消渇

   ⑵導滞通便 熱性便秘、腹脹

 

黒木耳(くろきくらげ) 止血類

[性味/帰経 ]  平、甘/肺、胃、大腸

[働き]⑴涼血止血  各種出血、眼底出血、瘡瘍

    ⑵潤肺益胃  肺燥の空咳、腎陰虚の喉の乾き

    ⑶利腸通便  便秘

 

鶉玉子(うずらのたまご) 滋陰類

[性味/帰経 ]  平、甘/ 脾、肝、腎

[働き]⑴補虚強骨足腰  倦怠感、めまい、記憶力低下

    ⑵補気養血  貧血、消痩、精神不安

 

 

にんじん  養血類

[性味/帰経 ]  平(微温)、甘/肺、脾、胃、肝

[働き]⑴養血明目益肝 血虚による目の乾燥、かすみ、視力低下

    ⑵斂肺止咳 咳、咳痰

 

ピーマン 温裏類

[性味/帰経 ]  熱、辛/心、 脾

[働き]⑴温中散寒 脾胃虚寒による脘腹冷痛、嘔吐下痢

    ⑵開胃消食 食欲不振、消化不良

 

玉葱  理気類

[性味/帰経 ]  温、辛、甘/脾、胃、肺、心

[働き]⑴健脾理気 食欲不振、下痢

    ⑵和胃消食 げっぷ、吐き気、胃もたれ

    ⑶発表通陽 発熱、悪寒

 

山芋酒

効能:胃弱、消化不良、強壮、強精、若返り、物忘れ、足腰の衰え、頻尿、疲労回復

 

 

 

 仙人問答

 

ぺ「仙人、今日の薬膳は腎陰を潤し、腎気を補う薬膳でしたね。」

仙「ふむ、腎をしっかり労っておけば、春の陽気が増してきても、肝ウーッドが元気に過ごせるという訳じゃ。」

ぺ「腎ウォーターが潤えば、肝ウーッドはすくすく育つ、ですね。」

仙「木が成長するには水が要るからのう。」

 

ぺ「あ、そう言えば、今日うずら卵を使いましたよね。」

仙「八宝菜には欠かせんぞ。うずら卵は、鶏卵よりもタンパク質が豊富でな、自律神経失調症や、慢性の気管支喘息にも良いのじゃ。」

ぺ「そうなんですか、、、実は、そのうずら卵を海辺の近くの『スーパーなぎさ』に買いに行ったんですけどね、。」

仙「そうじゃ、ぺんたんが『面倒臭いから、水煮のうずら卵を買って来る。』と言って出かけたんじゃ。」

ぺ「うずら卵をカゴに入れた時、知らないおじさんに声をかけられたんです。」

仙「ほぉ、何と?」

ぺ「『うずら卵って八宝菜に入ってますね、自分で八宝菜が作れたらいいですね。』って。」

仙「それで、何と?」

ぺ「はい、『もちろん自分で作れますよ。』って答えたんですけど、、。何でしょう?あのおじさん、、。」

仙「なんという奴じゃ、何故そこで薬膳講座に誘わんのじゃ、生徒獲得のチャンスを逃しおって、、。」

ぺ「あ、そうか、、」

仙「営業能力の足らん奴よのう、、、」

ぺ「え、だって、私、薬膳の修行に弟子入りしたので、営業って言われても、、。」

仙「薬膳を広める事が、皆の健康に役立つんじゃ、営業努力も惜しまぬようにのう。」

ぺ「はぁ、、、。」

 

お肌にも良いアオサで雑炊

 

はと麦ごはんを使って

 

 ヒュヒューン

 

仙「ぺんたん、アオサが干し上がったぞ、今日はこれで薬膳じゃな。」

 

〜 しぉ〜ん  しぉ〜ん〜〜

 

ぺ「はい、あー磯の良い香り、、。」

仙「そうじゃろう、色艶も良いぞ。」

ぺ「海で採れるから、昇降浮沈の降・沈ですね。」

仙「そうじゃな、さて、何と組み合わせる?」

ぺ「はい、、えーっと、化痰類・鹹味(塩味)は塊をほぐし、散らし、排泄するだから、、。はと麦と併せてはどうでしょう?」

仙「ほぉ、それは良い考えじゃ。」

ぺ「はと麦も余分な水分を排出しますから、体の中の汚水処理っていう感じで、、。」

仙「ふむ、それはお肌にも良さそうじゃな。ついでに大根も入れて消化機能アップじゃ。」

ぺ「はい、アオサ、大根共に体を冷やす食薬ですから、温かくして使う、、。」

 

ピッ

 

ぺ「雑炊です。はと麦ごはんでアオサのお雑炊、、。」

仙「それは良い考えじゃ、シラスも入れれば良い味になるぞ。」

ぺ「はい。まずははと麦ごはんを炊いて、、。」

 

チョロチョロ パッパ

 

ぺ「雑炊って、ご飯が少なくてすむからダイエットにも良いわ、ウフフ、、。」

 

グツグツ

くる〜り  パッ

 

ぺ「はい、はと麦ご飯であおさとシラスの雑炊 出来ました。」

 

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仙「おぉアツアツじゃ。」

 

フゥフゥ  ズズッ

 

仙「アオサの風味が良いな、しらすの塩加減とマッチして、。」

ぺ「あ、プツプツとはと麦の食感も良いですね。大根も甘いし、、。」

 

 

 

あおさとシラスの雑炊

材料(1人分)

はと麦ごはん70g(米1合にはと麦大さじ1を入れて炊いておき、そのうちの70g)、あおさ5g、シラス10g、大根50g、卵1個、ネギ5cm、出し用昆布1g、水300cc

 

 

 

作り方

  1. 米1合にはと麦大さじ1を入れて炊いておく。
  2. 土鍋に出し用昆布と分量の水を入れておく。
  3. 大根は5mm角に切り、あおさはさっと洗って水気を切っておく。
  4. ネギは小口切りにする。
  5. 土鍋に大根を入れて火にかけ、煮立ったら弱火にして大根が柔らかくなるまで蓋をして煮る。
  6. 5にはと麦ごはんを入れ暫く煮る。
  7. 6にシラスを入れて一煮立ちしたら、溶き卵を回し入れ、あおさ、ネギを入れて火を止め、蓋をして蒸らす。

 

 

 

アオサ(海苔)  化痰類

[性味/帰経 ] 寒、甘、鹹/肺

[働き]⑴化痰軟堅 リンパ節腫、甲状腺

    ⑵清熱利尿 水腫、淋病、小便不利、脚気、不眠、皮膚病

 

しらす(イワシ) 補気類

[性味/帰経 ] 温、甘/ 脾

[働き]⑴補益気血  気血虚弱、息切れ、めまい、むくみ

 

薏苡仁(よくいにん、はと麦)  利水滲湿類

[性味/帰経 ] 微寒、甘、淡/ 肺、脾、胃

[働き]⑴利水滲湿 むくみ、下痢、かっけ、四肢痙攣

    ⑵健脾補肺 咳、痰多、胸の痛み、食欲減少

         ⑶清熱排毒 皮膚の化膿症

 

大根 消食類

[性味/帰経 ]  涼、辛、甘/肺、胃

[働き]⑴順気消食・下気寛中     食積脹満、嘔吐、吐き気、下痢、便秘

    ⑵清化熱痰     肺熱咳、痰多、痰黄、声がれ

    ⑶散瘀止血 喀血、吐血、鼻血

 

玉子   滋陰類

[性味/帰経 ] 平、甘/ 肺、心、脾、肝、腎

[働き]⑴滋陰潤燥 空咳、口渇

    ⑵清咽開音 目赤、声嗄れ、発声困難、のどの痛み

    ⑶養血安胎 不眠、多夢、めまい、精神不安、胎動不安

 

  辛温解表類

[性味/帰経 ]  温、辛/肺、胃

[働き]⑴発汗解表     外感風寒の発熱、悪寒

    ⑵散寒通腸     陰寒腹痛

    ⑶解毒散結     瘡瘍腫毒

 

 

 

 

仙人問答

 

ぺ「仙人、今日のお雑炊、とっても温まりましたね。」

仙「ふむ、美味かったのう。」

ぺ「温まって、消化も良くて、お肌にも良い。」 

仙「アオサと大根で高血圧や高脂血症にも良いぞ。」

ぺ「あ、やっぱり汚いものを排出する薬膳、ってわけですね。」

仙「効能はそうじゃな。しかし何より見た目が美しく美味しそうじゃ。それも重要ポイントじゃ。」

ぺ「確かに、、美味しそうだと食欲をそそりますし、作りたくもなりますよね。」

仙「食べたくなる薬膳、作りたくなる薬膳、これは忘れてはならぬな。」

ぺ「はい、、。あー、でも一つ気をつけないと、、。」

仙「何をじゃ?」

ぺ「美味しすぎて食べすぎてしまう薬膳、飲みすぎてしまう薬膳。」

仙「うオッホン、、それはお互い様じゃな。」

 

ヒューン

陰陽のバランスを整える薬膳

 

真っ黒だけど、美味

 

ピチュピチュ 

 

「ふぅ、今日はちょっと暖かい、、。」

 

ヒュヒューン

 

仙「何じゃぺんたん、今日は何も作っておらんのか?」

ぺ「あ、仙人、お帰りなさい。このところ、寒かったり、暖かかったり、気温がバラバラで、何を作ったら良いのか、、。」

仙「そうじゃのう、春分に向けて陽気は増してきておるのじゃが、まだまだ陰気も衰えてはおらぬからのう。」

ぺ「そんな時は、何を作ったら良いのでしょう?」

仙「陰陽のバランスを整える薬膳じゃな。」

ぺ「陰陽のバランスを?」

仙「そうじゃ、気陰をバランス良く補う薬膳じゃ。」

ぺ「ううん、mmmm、。」

 

バサバサ バサバサ

 

仙「よし、今日はわしが作ろう、。」

ぺ「わ、嬉しい、お手本だ、、」

仙「まずは、気、気を補う、つまりは陽を補う。食薬は鶏肉、それからブロッコリー。」

ぺ「はい。」

仙「次は陰。血も陰液じゃから、血を養うにんじん、そして黒胡麻、目にも良い枸杞子、じゃ。」

ぺ「なるほど、にんじんと枸杞子とで更に目の疲労回復力がパワーアップですね。」

仙「黒胡麻にも養血作用があるのでのう、肝腎に働いてバランスを整えることが出来るのじゃ。」

 

トントン  グチュグチュ

 

仙「こうして、鶏肉に小麦粉と溶き卵を付けたら、あとはたっぷり黒胡麻をつけるんじゃ。」

ぺ「わ、っわわわわ、真っ黒ですよ仙人、大丈夫ですかぁ〜〜?」

仙「心配するでない、これが美味いんじゃ。」

 

 ジュージュー

 

 

仙「完成じゃ、チキンの黒ごまソテー  。」

 

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ぺ「真っ黒ですよぉ、、、。」

仙「まずは食べてみよ。」

ぺ「うぅっ、、。」

 

パ  パク

 

ぺ「あ、美味しい、、。」

仙「そうじゃろう?」

 

パク パクパク

 

ぺ「美味しいです、チキンには下味がしみてるし、ゴマも香ばしくて、、、、あ、これホント美味しい〜〜、。」

仙「気血を補い、陰陽のバランスを整えるプレミアム薬膳じゃ。」

 

 

チキンの黒ごまソテー

材料(2人分)

鶏モモ肉120g、ブロッコリー70g、にんじん50g、塩、枸杞子3g、ごま油

つけ汁:紹興酒大さじ1、生姜・ネギ各2g、塩・胡椒少々、

衣:小麦粉、水溶き玉子、黒ごま

 

 

 

作り方

  1. 枸杞子を水で戻しておく。
  2. 生姜、ネギはみじん切りにし、つけ汁の調味料とあわせておく。
  3. チキンは食べ易い大きさに切って、2に漬け込む。
  4. ブロッコリー、にんじんは適当な大きさに切って塩茹でする。
  5. チキンに、小麦粉、水溶き玉子、黒ごまをつけ、熱したフライパンに油をしき、焼く。
  6. チキンを裏返して蓋をして、中までしっかり焼く。
  7. 焼けたら蓋を取り、余分な水分を飛ばす。
  8. 器に、野菜類、チキンを盛り、枸杞子を散らす。

 

 

 

鶏肉  補気類

[性味/帰経 ] 平(温)、甘/ 脾、胃

[働き]⑴補中益気 脾胃虚弱、消渇(糖尿)、食欲不振、下痢

    ⑵補精添髄 虚弱体質、消痩、産後無乳、四肢無力

    ⑶降気止逆 咳、げっぷ、しゃっくり

 

黒胡麻  滋陰類

[性味/帰経 ]  平、甘/肝、腎

[働き]⑴滋補肝腎・養血益精 耳鳴り、頭痛、めまい、白髪、疲労

    ⑵潤燥滑腸 皮膚乾燥、腸燥便秘

 

ブロッコリー    補気類

[性味/帰経 ]  平、甘/肝、脾、腎

[働き]⑴補脾和胃 脾胃虚弱、疲れ、胸焼け、胃痛

    ⑵補腎強筋 耳鳴り、健忘、発育遅延

 

にんじん  養血類

[性味/帰経 ]  平(微温)、甘/肺、脾、胃、肝

[働き]⑴養血明目益肝 血虚による目の乾燥、かすみ、視力低下

    ⑵斂肺止咳 咳、咳痰

    ⑶健脾化滞 脾虚の食欲不振、下痢、便秘

 

枸杞子  滋陰類

[性味/帰経 ]  平、甘/肝、腎、肺

[働き]⑴滋補肝腎 足腰疼痛無力、遺精、めまい、頭のふらつき

    ⑵益精明目 白髪、視力減退、眼精疲労、風に当たると涙が出る。

    ⑶潤肺止咳 肺腎陰虚の慢性咳、喘息

 

 

 

 

仙人問答

 

ドサドサドサッ

 

ぺ「わ、すごい、これ何ですか?」

仙「受験生からのお礼状じゃよ。」

ぺ「えーこんなに、、仙人、一体どれだけ御守り配ったんですか、、。」

仙「読んでも良いぞ。」

ぺ「ではちょっと、、えーっと『仙人社お守りありがとうございました。無事に滑り止めの大学に合格致しました。』、か、、」

仙「こっちは、、『雪にもマケズ滑り止め校合格を勝ち取りました。』じゃ。」

ぺ「仙人社のお守りパワー、効き目抜群でしたね。」

仙「ウハハハハ、当たり前じゃ。」

ぺ「今週末は国公立大学の入試だから、仙人社お守りもここからが本領発揮ですね。」

仙「いや、仙人社お守りの効力はここまでじゃ。」

ぺ「え?だって、国公立は?」

仙「わしが配ったのは、あくまでも試供品じゃ、試供品の効力は滑り止めまでじゃ。その為の『滑り止め入り五角守り』じゃ。」

ぺ「えー、そんなぁ〜。」

仙「効力は試せたからのう、来年は本気で作って、『第1希望五角守り』を売りまくるのじゃ、ウハハハハ〜〜〜。」

 

 

春キャベツで脾胃を整え疲労回復

 

鮭フレークでパパッと薬膳

 

トントン  パパッ

チーン♪

 

くるくる 混ぜ混ぜ

 

仙「ぺんたん、何を作っておるのじゃ。」

ぺ「もちろん、脾胃を整える薬膳ですよ。」

仙「ほぉ、。」

ぺ「仙人は昨日、沢山お酒を召し上がられましたからね。今日は胃腸を整えるサッパリ薬膳です。」

仙「なかなか、気が効くのう。」

ぺ「はい、優秀な一番弟子ですから。」

 

サササッ  ほわん

 

ぺ「はい、出来ました、春キャベツと鮭フレークの和え物  です。」

 

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仙「これは、春を感じる盛り付けじゃな。」

 

パクッ  パクパク

 

仙「うん、あっさりして美味い、春キャベツも玉ねぎも甘いのう、、。」

ぺ「鮭フレークでお手軽薬膳です。」

仙「ふむ、鮭を焼いて作っても美味いじゃろうが、これなら手間はかからんから、お弁当のおかずにも良いな。」

ぺ「あ、ほんとそうですね、汁気もないし、、。」 

仙「気を補って、気を巡らせ、脾胃を温め、通じをよくする。一見簡単な薬膳じゃが、なかなか良い組み合わせの薬膳じゃ。」

ぺ「わ、嬉しい、、。」

 

 

春キャベツと鮭フレークの和え物

材料(2人分)

春キャベツ2枚、玉ねぎ1/4個、鮭フレーク大さじ2、白ごま小さじ1/2、酢小さじ1/2、オリーブ油小さじ1/2

*鮭フレークではなく、甘塩鮭を焼いてほぐして使えば更に良いです。

 

 

作り方

  1. 春キャベツをむいて、レンジで蒸す。
  2. 玉ねぎは薄切りにしてレンジで蒸す。
  3. 1のキャベツの芯の部分を取り、細かく刻んで玉ねぎ、鮭フレークと和える。
  4. 3に白ごま、酢、オリーブ油を入れて和える。
  5. 器に春キャベツを盛り付け、中央に4を盛る。(春キャベツを全て刻んで玉ねぎ等と和えても良いです。)

 

 

 

甘藍(キャベツ)補気類

[性味/帰経 ] 平、甘/ 胃、腎

[働き]補中益気 脾胃虚弱、疲れ、胸焼け、胃痛、食欲不振

 

  温裏類

[性味/帰経 ]  温、甘/ 脾、胃

[働き]⑴健脾温胃和中 胃痛、食欲不振、腹部の冷え

    ⑵補益気血 疲れ、めまい、むくみ、下痢

 

玉葱  理気類

性味/帰経 ]  温、辛、甘/脾、胃、肺、心

[働き]⑴健脾理気 食欲不振、下痢

    ⑵和胃消食 げっぷ、吐き気、胃もたれ

    ⑶発表通陽 発熱、悪寒

 

白胡麻  滋陰類

[性味/帰経 ]  寒、甘/肺、脾、大腸

[働き]⑴清熱滑腸 皮膚の乾燥、筋肉の無力、痰、赤み、便秘

    ⑵行気通脈 頭痛、めまい、頭部瘡瘍

 

酢  活血化瘀類(かっけつかおるい)

[性味/帰経 ]  温、酸、苦/肝、胃

[働き]⑴活血散瘀 瘀血性出血

    ⑵消食化積 食欲不振、消化不良

    ⑶解毒殺虫 食中毒、寄生虫

 

 

 

 

仙人問答

 

 仙「ぺんたんよ、これは弁当箱に詰めて持って行くことにしよう。」

ぺ「え、仙人お出かけですか?」

仙「ふむ、今から仙人会に行くのじゃ。」

ぺ「仙人会で、又何か問題でも?」

仙「いやいや、ほれ、あれじゃ、センター入試の日にわしが配った『滑り止め入り五角守り』、あれへの礼状が沢山仙人会に届いておるらしいのじゃ。」

ぺ「お礼状ですか、、。では皆さん無事に合格されたんですね、良かった。」

仙「わしが作った御守りじゃからな、ウハハハハ。」

 

ヒューン

ツーン、わさび漬けを使った薬膳

 

鱈の臭みも消しちゃいます

 

ヒューヒュー

   ピューピューピュルピュルピュルルルハルハルハルー

 

ぺ「ううわぁ、、春一番だぁ〜〜。」

 

ヒュルハルヒュルハル〜〜

 

ぺ「春一番も吹いてる事だし、、ここはやっぱり肝腎薬膳、、。」

 

ぺ「そうだ!」

 

ごそごそ トントン

 

 

ぺ「こんな感じで、小松菜の葉に鱈をのせて、、そして、わさび漬けを鱈にぬる。」

 

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 くるくるくる

 

ぺ「それから、アルミホイルで包んで、あとはオーブントースターで焼くだけ。」

 

ジージージー

 

ぺ「完成、鱈のホイル焼き わさび漬け風味 。」

 

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ヒュヒューン 

 

仙「何か良い匂いがしておるのう、。」

ぺ「はい、仙人、今美味しく鱈が焼けたところです。」

仙「おぉ、わさびの良い香りじゃ。」

 

パクッ

 

仙「うまい!わさび漬けの酒粕の味も効いておるぞ。粕漬けよりもあっさりで、ワサビで鱈の臭みも消えるしのう。」

 

 

 

 鱈のホイル焼き わさび漬け風味

材料(2人分)

生タラ2切れ、生椎茸2枚、小松菜100g、わさび漬け適宜

 

 

 

作り方

  1. 生椎茸は細切りにする。
  2. 小松菜は葉の部分はそのままで、茎の所は細かく切る。
  3. タラは洗って水気を拭き取る。
  4. アルミホイルに、小松菜の葉の部分をしき、その上にタラをのせ、わさび漬けをぬる。
  5. 椎茸、小松菜の茎ものせ、アルミホイルで包んで、オーブントースターで15〜20分焼く。

 

 

  補気類

[性味/帰経 ]  平(温)、鹹(無毒)/ 肝、腎、脾

[働き]⑴補益気血  息切れ、疲れ、自汗、めまい、動悸、便秘

    ⑵活血化瘀止血   喀血、打撲、痛み、脚気

 

小松菜  滋陰類

[性味/帰経 ]  温、辛、甘/肺、肝、胃、大腸

[働き]⑴養陰潤燥 腸燥便秘

    ⑵利肺止咳 風寒の咳、肺虚の喘息、咳

 

椎茸  補気類

[性味/帰経 ] 平、甘/ 脾、胃

[働き]⑴補気益胃 脾胃気虚の食欲不振、胃痛、げっぷ、嘔吐

    ⑵托痘止血 風疹の発疹不暢、不正出血、血便、ガンの出血

 

わさび

[性味/帰経 ]  温、辛、/脾

[働き]⑴ 健胃、食欲増進、湿性の神経痛、リウマチ、気鬱

    ⑵ 防腐殺菌

 

 

 

仙人問答

 

ぺ「仙人、今日の薬膳、いかがでしたか?」

仙「簡単で、うまい、日本酒にも合う。」

ぺ「いえ、そう言う事じゃなくて、、鱈で気血を補って、小松菜で腸を潤して、ワサビで気の巡りをよくして、ほら、ツーンとした味と香りは昇降浮沈の術じゃ、、、とか、そう言う風な解説を。」

仙「よく分かっておるなら、解説などいらぬじゃろ、。」

ぺ「そんな、、。」

仙「粕漬けは漬けておく時間がいるが、これならお手軽に酒粕の風味も味わえて、その上わさびの香りも楽しめる。」

ぺ「はい、そうです。」

仙「そして、この薬膳を作る一番重要なポイントは、。」

ぺ「ポイントは?」

仙「良質なわさび漬けを使う!と言う事じゃな。」

ぺ「あ、、なるほど、、。」

 

トクトクトクトクッ

 

ぺ「あ、仙人、またそんなに日本酒を、、。」

仙「酒とタラの日々〜〜 ♪  ♪  じゃ、ウハハハハハ〜〜。」

 

 

花びらは舞う、貝は海深く

 

自然界と共に

 

ふわふわ くるくる〜

 

ぺ「葉っぱが風に舞っている、舞い上がって〜〜」

 

ポツッ ポツポツポツ

 

ぺ「あ、雨が降ってきちゃった、、。」

ぺ「降る、、?」

 

ハッ

 

ぺ「舞い上がるもの、、地に降るもの、、、昇降浮沈って、」

 

バタバタバタバタ

 

ぺ「仙人、、この前言って見えた『昇降浮沈の術』、、教えて下さい。あれからずっと気になっていて、、。」

仙「ふむ、もう何か分かりかけておるのじゃろ?」

ぺ「はい、何となく思っているのは、ネギとかペパーミントとか、そう言う香りがあるものは上昇して、邪気を退治しているんだなぁって、、。」

仙「そうじゃのう、昇降浮沈、、全てはこの文字の通りじゃ。」

ぺ「昇る、降りる、浮く、沈む、。」

仙「『臓腑の気』には上昇と下降という方向がある話をしたじゃろ。」

ぺ「はい、肺気は下降で正常、肝気は上昇で正常、、っていうのですよね。」

仙「そうじゃ、それと同じように、食薬や中薬にも作用の方向があるのじゃ。」

ぺ「作用の方向?」

仙「田んぼのババが使ったネギパワーを思い出してみよ。」

ぺ「え、あ、はい、えっとネギの強烈な匂いが体表に湧き上がってきて、、。」

仙「そうじゃ、それじゃ、上昇して発散させる。」

ぺ「やっぱり、、そしてこの前飲んだペパーミントのお茶も同じで、上昇して発散させる、ですね。」

 

仙「昇・浮は、上昇・発散と言う意味なんじゃ。」

ぺ「ネギやペパーミントは上昇して作用する、、。」

仙「花や葉のように軽いもの、辛味・甘味、それに温熱性のものは昇・浮の作用を持つ傾向にあるんじゃ。」

ぺ「軽いもの、温かいものは、上昇する、、。」

仙「昇・浮は、陽気を上昇させ、風邪寒邪を取り除き、体内の悪いものを吐かせ、詰まった穴を開かせ通じさせる、と言った働きをするのじゃ。」

ぺ「吐かせる作用も、、。」

仙「頭痛の時はこの『昇・浮の術』じゃ。」

 

ぺ「なるほど、、 では、降・沈は?」

仙「考えてみよ、。」

ぺ「えっと、軽くない、、つまり重いもの、そして冷たいもの、ですね。」

仙「そうじゃ、冷たいもの、重いものは下降する。」

ぺ「冷たいもの、この雨のように、、重いものって言うのは、、。」

仙「例えば、牡蠣の殻、或いは大根、ごぼうなど、根や茎、貝、石などじゃ。」

ぺ「大根や貝、、なるほど、、、そして、その重いものは、、」

仙「重いもの、降・沈は、下降・泄利の意味を持つ。」

ぺ「下降は降ろす事、、泄利は、排泄すると言う事ですよね。」

仙「そうじゃな、熱を取り、咳を止め、尿、便、湿を排泄させる、また気持ちを安定させる作用もあるのじゃ。」

ぺ「精神の安定にも、、」

仙「不眠の時には『降・沈の術』じゃ。」

ぺ「そうかぁ、気を沈めて落ち着かせるんですね。」

仙「酸味、苦味、鹹味や、寒性、涼性のものがこの傾向にあるな。」

ぺ「上がったものを降ろし、沈めて、排泄する、又落ちつかせる、、。」

 

仙「そうじゃ、この作用を上手に使って気・血を巡らせ体内のバランスを整える、と言う事じゃな。」

ぺ「そっか、肺気が逆上して咳が出た時は、確か大根、陳皮で気を整える薬膳を作りましたよね。」

仙「臓腑の気の方向と食薬の昇降浮沈を上手く合わせて、体内の循環を正常にするのじゃ。」

ぺ「ふぅ、食薬の帰経五気六味、そしてこの昇降浮沈、、。う〜〜ん、奥が深い、、。」

 

 

 

【昇降浮沈の術】

 

《昇・浮》

  • 意味 ー 上昇、発散
  • 作用 ー  陽気を上昇・祛風散寒・湧吐(ゆうと)・開竅(かいきょう)
  • 四気 ー 温・熱
  • 五味 ー 辛・甘
  • 種類 ー 花・葉
  • 例    ー ネギ・香菜・薄荷・菊花

 

《降・沈》

  • 意味 ー 下降、泄利
  • 作用 ー 清熱・止咳・安定・健胃・利尿・瀉下
  • 四気 ー 寒・涼
  • 五味 ー 酸(渋)・苦・鹹
  • 種類 ー 茎・根・実・石・貝
  • 例   ー  大根・ごぼう・牡蠣・石決明

 

 

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 仙人問答

 

仙「どうじゃ、面白いじゃろ、食薬の方向性、。」

ぺ「はい、なんか食薬に重力を感じちゃいます。自然の力ってやっぱり凄いんですね。」

仙「我々は自然の恵みをいただいているのじゃ。中身の栄養成分ばかりに気をとられて、食物本来の姿を見失なってはならぬぞ。」

ぺ「そうですね、花、葉っぱ、貝殻、動物、海藻、、。軽いものは浮く、温かいものは上昇する、。」

仙「自然界のごくごく当たり前の事じゃろう。」

ぺ「はい、その当たり前の力が人間の体に入って、同じ様に、浮き上がったり、沈んだりして作用する。」

 

 仙「六味の陰陽を覚えておるか?」

 

ハッ

 

ぺ「あ、そうか、そうだ、、辛味、甘味、淡味は陽で、酸味、苦味、鹹味は陰、、。」

仙「そうじゃ。」

ぺ「陽の味は上に、陰の味は下に、。」

仙「天は陽、地は陰。陰陽を調和させるのが薬膳じゃからな。」

ぺ「はい。」

 

仙「人生の浮き沈みにも、陰陽調和じゃ。人生に行き詰まったら、花など愛でながら、浮き上がるもの、上昇するものを戴くんじゃな。」

ぺ「はい、調子にのってはしゃぎ過ぎたら、牡蠣の殻でも煎じます。」

 

♪♪   口笛吹いて歩こう肩落としてる友よ

                     いろんな事があるけど空には星が綺麗  ♪ ♪

 

 

フラフラくたくた補気ッチャえ! イライラうつうつ理気ッチャえ!