薬膳でセルフケア めざせ!仙人life

中医薬膳学に基づき、薬食同源、医食同源で仙人のような健康長寿を目指します。

春の美肌スムージー

 

イチゴ&キウイで

 

 

ザーザー ザザー ザッザザー

 

トコトコ トコトコ

 

ぎぃ〜

 

ぺ「こんにちは〜。」

マスター「いらっしゃいませ、ぺんたんさん。」

ぺ「今日は久しぶりの雨ですね。」

マスター「そうですね、さ、こちらへどうぞ。」

 

ざわざわ ガヤガヤ

 

里の人々「あら、ぺんたんさん。」

ぺ「あ、里の皆さん、いらしてたんですか?」

里の人々「はい、この前ぺんたんさんに『薬膳茶はカフェで』って教えて頂いたので、来てみたんです。」

里の人々「このお茶、菊の苦味と甘草の甘味が良いですね。」

ぺ「はい、ペパーミントのもスーッとして美味しいですよ。」

 

トントン トントン

ガッガッガガガ

グワーングワーン グワワワーン

 

ぺ「マスター、凄い音ですね。何を作ってみえるのですか?」

マスター「あ、うるさくてすいません。春のグリーンスムージーの試作を。」

ぺ「春のグリーンスムージー、わ、美味しそうですね、私、それください。」

マスター「はい、もう出来ますよ。味見してみてください。」

 

ドボドボ

 

マスター「どうぞ、イチゴとキウイのグリーンスムージー です。」

 

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ぺ「わぁ、本当に緑、みどり、グリーン、、ですね。イチゴが入ってるなんて思えないです。」

マスター「小松菜とイチゴ、グリーンキウイフルーツで作ってあります。飲んでみてください。」

 

ゴクッ  ゴクゴク

 

ぺ「美味しい、全然ミドリっぽい味じゃないんですね。イチゴとキウイのツブツブ感が凄〜くあります。」

マスター「グリーンキウイを使ったので、ちょっと渋めの味でしょう。」

ぺ「あ、確かにそうですね。」

マスター「お子様などにはイエローキウイの方が飲みやすいかもしれませんね、或いはバナナも入れても良いですし。」

 

ぺ「そうですね、でも、私はこれぐらいの甘さで十分です。ところでマスター、このスムージー、キウイとイチゴ入りって事は、やはりビタミンCたっぷりでお肌に良いって事ですよね。」

マスター「はい、勿論です。小松菜もイチゴも滋陰類ですから、お肌を潤し、便通にも良いですよ。」

 

ぺ「滋陰類、、あ、そうですね、じゃあこのスムージー、陰虚体質の方にも良いですよ。」

マスター「陰虚体質?、ぺんたんさん、難しい事をご存知ですね。」

ぺ「えへへ、実は昨日、仙人から陽虚体質と陰虚体質のお話を聞いたところで、、。」

マスター「あぁそうでなのですか、ではこのスムージー、メニューには『美肌&便秘&陰虚体質の方に』と書いておきます。」

ぺ「わ、そうですか、、なんか嬉しいですね、私の意見が採用された感じで、、。春はやっぱり青、肝ウーッドに帰経するグリーンスムージーが良いですよね。」

 

マスター「春は青、、陰虚体質、、、、」

ぺ「???マスター?」

マスター「ぺんたんさん、良いことを思いつきましたよ。季節のスムージーは勿論の事、体質に合わせたスムージーなども如何でしょうか?」

ぺ「あ、マスター、それ、すごく良いです。きっとお客さんに喜ばれます。」

マスター「そうですよね、ありがとうございます、ぺんたんさんのおかげです。」

(ぽッ)「い、いえ、そんな、、。お役に立てて嬉しいです。」

 

ゴクゴクゴクゴクーーーッ

 

 

 

イチゴとキウイのグリーンスムージー

材料(2人分)

イチゴ100g、グリーンキウイ1個、小松菜60g、水1/2カップ、ペパーミント少々

 

 

作り方

  1. イチゴは洗ってヘタ付きのまま使う。小松菜は2cmぐらいに切る。
  2. グリーンキウイは皮をむいてスライスし、イチゴ、小松菜、水と一緒にミキサーにかける。
  3. グラスに注ぎ、ペパーミントを添える。

 

 

草苺(いちご)  滋陰類

[性味/帰経 ]  涼、甘、酸/肝、胃、肺

[働き]⑴潤肺生津・滋陰補血 空咳、喉の痛み、声がれ、盗汗、微熱

    ⑵清熱解毒・利尿 口舌生瘡、歯茎の出血、排尿痛、排尿困難

    ⑶健脾和胃 食欲不振、消化不良

 

キウイフルーツ  清熱瀉火類

[性味/帰経 ]  寒、酸/ 腎、胃

[働き]⑴解熱止渇 煩熱、口渇、黄疸

    ⑵降逆和胃 食欲不振、消化不良、便秘

 

小松菜  滋陰類

[性味/帰経 ]  温、辛、甘/肺、肝、胃、大腸

[働き]⑴養陰潤燥 腸燥便秘

    ⑵利肺止咳 風寒の咳、肺虚の喘息、咳

 

薄荷(ミント)  辛涼解表類

[性味/帰経 ]  涼、辛/ 肝、肺

[働き]⑴疎風清熱 発熱、頭痛、無汗

         ⑵清利頭目 目の充血

         ⑶宣毒透疹 麻疹の透発が不十分な時

         ⑷疎肝解鬱 肝気鬱結の胸脇脹痛、ため息

 

春分の日 陰陽転化の日

 

体の陰陽バランス

 

 

ケキョ ケキョ ホーホケキョ

 

ぺ「仙人、、今日は春分の日、陰陽転化の日、ですね。」

仙「そうじゃ、秋分の日にその話をしたのう、覚えておるか?」

ぺ「はい、でも、ほぼ忘れていたので、、もう一度読み返してみました。」

 

 

 

senninlife.hatenablog.com

 

 

 

 

ぺ「あ〜懐かしい、陰陽の太極図です、、。」

仙「ふむ、陰陽魚じゃな。」

ぺ「あ、これ魚なんですね、、お目々が可愛い♡」

仙「そのお目々が、『陽中の陰、陰中の陽』じゃ。」

ぺ「あ、そうなんだ、、。」

 

仙「今日から夏至に向けて陽が増え陽盛となっていく。」

ぺ「秋分の日には、年齢によっての陰陽の変化の話を聞きましたが、。」

仙「ふむ、では今日は体質の話を少しするとしよう。」

ぺ「体質、ですか?」

仙「そうじゃ、体質にも陰陽があってな、この図を見てみよ。」

 

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ぺ「あ、又、仙人の力作ですね。」

仙「1番左のは、陰陽のバランスがとれた状態、体質で言うなら平和体質じゃ。」

ぺ「なるほど、、平和体質。」

 

仙「真ん中のはどうじゃ?」

ぺ「えーっと、陽が少ない、、ですね。」

仙「そうじゃ、陽虚体質じゃ。酷くなってくれば陽虚証に繋がってしまうから気をつけねばな。」

ぺ「陽虚体質っていうのは?」

仙「陽が少ない訳じゃから、当然冷えの症状が出る、手足の冷え、足腰の痛み、疲労、下痢しやすい、頻尿などがあるな。」

ぺ「一般に言う冷え症は、この陽虚にあたる訳ですね。」

仙「その通り、陽虚体質のひとは、温性、熱性、甘味・辛味の食薬がオススメじゃな。」

ぺ「温める食薬ですね。」

 

仙「右側の図はどうじゃ?」

ぺ「これはさっきの逆で陰が少ないから、、陰虚ですね。」

仙「そう、陰虚体質じゃ。」

ぺ「陰虚体質の人はどんな症状が出るのですか?」

仙「ほてり、のぼせ、喉の渇き、不眠、午後に頰が赤くなったりもするな。」

ぺ「陰液が減ってるので、喉が渇いたり、火照ったりもするのですね。」

仙「そうじゃ、頬がぽっと赤くなったりして、熱があるようにも見えるのじゃ。」

ぺ「熱が、、。」

仙「もう一度良く図を見てみよ、本当は陰が減っておるのじゃが、一見すると陽が多いようにも見えるじゃろ?」

ぺ「あ、そうですね。」

仙「それで、赤くなって熱があるように見える、これを虚熱 と言うのじゃ。」

ぺ「虚熱?」

仙「陰虚内熱とも言うんじゃ、更年期障害にもこういった症状があるな。陰虚体質の人は余り刺激の強いものを食べぬようにして、涼性・平性、甘味・鹹味・酸味の食薬を摂るように心がける事じゃ。」

 

ぺ「はい。仙人、体質って、他にもあるのですか?」

仙「そうじゃ、中医学では体質を8種類に分けて考えておるのじゃ。」

ぺ「8種類、。」

仙「それは、又追い追い、、じゃな。」

ぺ「はい。」

 

 

 

【 陽虚体質 】

 

《自覚症状》

  • 疲労、自汗(昼間の汗  )、手足の冷え、足腰の痛み、むくみ、腹痛、生理痛
  • 下痢しやすい、頻尿、尿漏れ、尿清長(尿が澄んでいて排尿時間が長い  )

 

[ お勧めの食薬 ・中薬 ]

  • くるみ、羊肉、鶏肉、エビ、なまこ、イワナ
  • 杜仲、冬虫夏草、鹿茸、淫羊藿

[ 控えたい食薬 ]

  • 苦瓜、冬瓜、セロリ、梨、りんご、スイカ、豆腐、緑茶、生もの

 

[ お勧めの薬膳 ]

 

 

 

 

陰虚体質 】

 

《 自覚症状 》

  • 喉が渇く、つばが少ない、寝汗、寝つきが悪い、不眠、ほてり、のぼせ、手足に汗をかく
  • 大便乾燥、小便黄色

 

[ お勧めの食薬 ・中薬 ]

  • レモン、りんご、梨、キウイフルーツ、バナナ、ごま、白キクラゲ、蜂蜜、乳製品、豆腐、鴨肉、魚介類、カニ、亀肉
  • 枸杞子、五味子、麦門冬、黄精、山茱萸

 [ 控えたい食薬 ]

  • ネギ、生姜、ニンニク、らっきょう、唐辛子、鶏肉、羊肉

 

[ お勧めの薬膳 ]

 

 

 

 

 仙人問答

 

ぺ「陰虚、陽虚、それぞれのお勧めの食薬や薬膳が並びましたね。」

仙「ふむ、以前も言うたと思うのじゃが、陽虚と言うのは気虚よりも更に臓腑の機能が低下した状態で起こる症状じゃ。体を温める食薬だけでなく気を補う食薬も忘れずに摂る事じゃ。」

ぺ「補気ッチャえ!ですね。」

仙「そうじゃ。」

 

ぺ「お勧めの食薬とは反対に控えたい食薬も色々ありますね。」

仙「これは、陰虚や陽虚に効果的な食薬の効能を下げてしまうので気をつけた方が良い食薬じゃ。しかし余り神経質にならぬようにな。」

ぺ「一口も食べちゃダメ!と言う訳ではないのですね。」

仙「ふむ、例えば、陰虚体質の人が陰液を潤す為に牡蠣を食べるとする、そうした時に牡蠣の臭みを消す程度のネギは構わんが、大量にネギを入れて土手煮を作ったりするのは良くない、と言うことじゃ。」

ぺ「なるほど、、。」

仙「人の生活も、自然界の気候もその時々じゃ。偏らず、過度、過敏にならず、臨機応変に対応することが重要じゃな。」

ぺ「臨機応変に、ですね。」

仙「陰陽は対立制約。対立しながら統一され、常に動きながらお互いに牽制し、依存しあって存在しておるのじゃ。」

 

♪ ♪  yoo yoo yo yin yoo  巡り巡って yoo yoo yo yin yoo  ♪ ♪

 

 

 

 

 

 

 

 

気血を巡らせ、むくみも解消

 

菜の花と黒豆で

 

 ごそごそ ガサガサ

 

ぺ「仙人、里で頂いてきた菜の花、どうしましょうか?」

仙「ふむ、そうじゃのう、前回は確かあさりと一緒にパスタにしたのう。」

ぺ「はい、薬膳講座で、、好評でしたよ。」

仙「では今日は、黒豆と一緒に使って、血流を良くし、気の流れを良くし、むくみを解消するご飯を作るとしよう。」

ぺ「うわっ、、なんかカッコイイ、。」

 

シャッシャッ

 

ぺ「黒豆は、乾煎りしてから使うのですね。」

仙「ふむ、黒豆は炒ると温性になる、じゃ。」

ぺ「あ、そうでした。」

 

トントン 

サッ

 

仙「気の巡りを良くする為に陳皮も一緒に炊くのじゃ。無ければみかんの皮で良いぞ。」

ぺ「黒豆と陳皮を一緒に炊くのですね、菜の花はあとから、、。」

仙「そうじゃ、黒豆は炒ってあるので、お米に入れて直ぐに炊いても良いぞ、黒豆の色を出したい場合や、柔らかめに仕上げたい時は、黒豆をかしたお米に入れ一緒に30分ぐらいに水に浸けておいてから炊くのじゃ。」

ぺ「どっちにしようかなぁ?でも、黒いご飯のが薬膳っぽいから、、少し水に浸けておこうっと。」

 

チョロチョロ

グツグツ

 

仙「炊き上がったご飯に、菜の花を混ぜて、蓋をして蒸らす、、。」

 

 

仙「さぁ、完成、菜の花と黒豆のごはん  じゃ。」

 

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ぺ「うわぁ、黒い、、でも美味しそう、。」

 

パクっ

 

ぺ「もっちもち、、美味しい、、陳皮の香りも凄〜くいい、、。」

仙「美味いじゃろ?」

ぺ「はい、もう、どれだけでも食べれそう、、。」

仙「ゆるゆるの服を着ておるしのう、。」

 

 

 

 

菜の花と黒豆のごはん

材料(2人分)

うるち米1合、菜の花80g、黒豆30g、陳皮2g(みかんの皮の場合は4g)、塩少々

 

 

 

作り方

  1. 米をかしておく。
  2. 黒豆は乾煎りする。
  3. 米に黒豆と陳皮を入れて炊く。
  4. 菜の花は軽く茹でて冷水に取り、塩少々を入れてもみ、水気を切って2cmに切る。
  5. ごはんが炊けたら、菜の花を入れて暫く蒸らし、その後混ぜる。

 

 

うるち米  補気

[性味/帰経 ]  平、甘/ 脾、胃

[働き]⑴補中益気・健脾和胃 脾気虚の疲れ、食欲不振、むくみ、下痢

    ⑵除煩止渇      精神不安、イライラ、口渇

 

菜の花

[性味/帰経 ]  涼(平)、辛、甘/肝、肺、脾

[働き]⑴散血消腫 瘀血性出血、血行不良

         ⑵清熱解毒 乳腺の腫れ、熱感、赤み、疼痛 、皮膚の炎症や吹き出物、

 

黒豆  利水滲湿類

[性味/帰経 ] 平、甘/ 脾、腎

[働き]⑴去風利水 むくみ、腹水、関節腫痛、黄疸

    ⑵滋陰補血 陰血不足のふらつき、月経不順

    ⑶活血解毒 水虫、吹き出物、薬物中毒

 

橘皮(きっぴ)陳皮、橘紅(きっこう) 理気

[性味/帰経 ]  温、辛、苦/脾、肺

[働き]⑴理気和中 脾胃気滞の腹脹満、嘔吐、食欲不振、下痢

         ⑵燥湿化痰 胸苦しい、咳、多痰、喘息

 

 

 

肝ウーッド登場

 

肝ウーッド「イヨーッオ、ぺんたん、。」

ぺ「あ、肝ウーッド。」

肝「今日の薬膳、俺にイイっすよ〜。昨日のニンジンの薬膳も目に通じてる俺としては最高だし、。」

ぺ「あ、そうなんだ、やっぱり春だから、肝ウーッドを大事にしないとね。」

 

肝「もう、オレの気の巡り、最高っすね〜。これ食べてれば気分爽快、肝気鬱結〜なんて言われないっすよ。」

ぺ「肝気鬱結(かんきうっけつ)、肝ウーッドの気の巡りが悪くなって、気が詰まっちゃう、、って事ですよね。」

肝「そっ、そうなっちゃうとさ、オレ、落ち込んじゃったり、腹が立ったり、疲れちゃったり、めまいなんかも起こっちゃたりでさ、、大変な訳、。」

ぺ「それは、確かに大変ね。」

 

肝「菜の花ってさ、血の流れも良くしてくれるから、いいんだよねー。ぺんたん知ってるよね⁈気血同行。」

ぺ「知ってるわ、気と血は一緒に巡ってるって事よ、だから、気の巡りが悪くなれば血の流れも悪くなるし、血の巡りが悪くなれば、気の巡りも悪くなるって事。」

 

肝「それそれ、気も血も巡っちゃって、今日のオレ、スッキリ肝ウーッド!」

ぺ「良かった、肝ウーッドに気に入ってもらって。」

肝「I'm a perfect 肝ウーッド!」

 

 

目の働きを良くするニンジンの薬膳

 

春は肝血を養いましょ

 

ピッ

バタン

 

ぺ「ドライブ、ドライブーー、里までは車で行く事にしたのよねー。」

 

カチャッ

 

ぺ「シートベルトして、エンジンかけて、、」 

 

ブルルルン

 

ぺ「ギアをロウに入れて、、、あれ?、、あ、そうか、『ロウギアからのスタート』とか、『ギアをセカンドに入れて』とか、書いちゃったけど、よく考えたら私の車、オートマだわ、、アハハハ、、。」

 

ブッブーーー

 

里の人「 ぺんたんさーん。」

ぺ「あ、はーい、、」

 

キーッ

 

里の人「お出かけかな?」

ぺ「いえ、里の皆さんに会いに、、。」

里の人「それは、丁度よかった。今日はニンジンが沢山採れたんですよ。」

 

バタン

 

ぺ「あ、ほんと、いっぱい、、美味しそう、、。」

里の人「このニンジンで又何か簡単な薬膳を教えてもらえると、有難いですが、。」

ぺ「あ、そうですね、では、寄合所で何か作りましょう。」

 

トコトコ トコトコ

 

ぺ「春ですから、肝血を養う、、って、わかりにくいよね、目に優しい薬膳を作ります。」

里の人々「簡単なのがいいわ。」

ぺ「はい、もちろんです。ニンジンとしらすを使って、、。」

 

トントン トントン

シャッシャッ  ジュージュー

 

  

ぺ「はい、完成、シラスのニンジンしりしり風  です。」

 

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里の人々「まぁ、綺麗、美味しそうね。」

里の人々「これは、酒の肴にも良さそうだ。」

ぺ「どうぞ、召し上がって下さい。」

里の人々「では、頂きます。」

 

パク

パクパク  

 

里の人々「ニンジンが甘いなぁ。」

里の人々「私達の育てたニンジン、新鮮で美味しくて、、シラスとネギとで更に甘味が増しますね、これがニンジンしりしり風、、。」

ぺ「はい、あ、ニンジンしりしりは普通、ツナ缶や卵で作るんですけど、今日はシラスで、、お好みで卵も入れても良いですよ。」

 

里の人々「シラスの塩加減が美味しいです、それに枸杞子も入ってる、、。」

ぺ「ええ、枸杞子は前もって酢で戻しておくんです。酢に漬けることで枸杞子の潤す作用がアップするんです。枸杞子酢の作り方も掲示板に貼っておきますね。」

 

里の人々「枸杞子も目に良いのか、、。」

ぺ「はい、花粉症対策の薬膳茶にも使うのですよ。」

里の人々「薬膳茶も飲んでみたいわね。」

ぺ「 はい、薬膳茶はカフェに行くと飲めますから、どうぞ、。あ、それと以前にもニンジンを使った薬膳を作ったので、、『  にんじんと落花生のサラダ  』です。良かったらこちらも試してみて下さいね。」

 

 

 

シラスのにんじんしりしり風

材料(2人分)

にんじん80g、シラス20g、ネギ15g、枸杞子5g、酢大さじ1/2、白ごま小さじ1/2、ごま油

 

 

 

作り方

  1. 枸杞子を分量の酢に入れて戻す。
  2. にんじんはせん切りにする。
  3. ネギは小口切りにする。
  4. フライパンを熱し、ごま油を入れ、にんじんを炒める。
  5. にんじんに火が通ったら、シラス、ネギ入れて炒め、枸杞子を酢ごと入れて炒める。
  6. 器に盛り、白ごまをかける。

 

 

 

にんじん  養血類

[性味/帰経 ]  平(微温)、甘/肺、脾、胃、肝

[働き]⑴養血明目益肝 血虚による目の乾燥、かすみ、視力低下

    ⑵斂肺止咳 咳、咳痰

    ⑶健脾化滞 脾虚の食欲不振、下痢、便秘

 

しらす(イワシ) 補気類

[性味/帰経 ] 温、甘/脾

[働き]⑴補益気血  気血虚弱、息切れ、めまい、むくみ

 

枸杞子  滋陰類

[性味/帰経 ]  平、甘/肝、腎、肺

[働き]⑴滋補肝腎 足腰疼痛無力、遺精、めまい、頭のふらつき

    ⑵益精明目 白髪、視力減退、眼精疲労、風に当たると涙が出る。

    ⑶潤肺止咳 肺腎陰虚の慢性咳、喘息

 

白胡麻  滋陰類

[性味/帰経 ]  寒、甘/肺、脾、大腸

[働き]⑴清熱滑腸 皮膚の乾燥、筋肉の無力、痰、赤み、便秘

    ⑵行気通脈 頭痛、めまい、頭部瘡瘍

 

  辛温解表類

[性味/帰経 ]  温、辛/肺、胃

[働き]⑴発汗解表     外感風寒の発熱、悪寒

    ⑵散寒通腸     陰寒腹痛

    ⑶解毒散結     瘡瘍腫毒

 

 

 

仙人問答

 

ぺ「ただいま〜。」

仙「ふむ、里はどうじゃった?」

ぺ「はい、採りたてのニンジンで薬膳を作って来ました。お土産に沢山、にんじんを頂いて来ましたよ、それと菜の花も、、。」

仙「おぉ、よしよし、、。」

ぺ「今日の薬膳に枸杞子も使ったので、枸杞酢の作り方も掲示板に貼ってきました。」

仙「それは良いのう、酢で戻せば潤いアップアップじゃ。枸杞子は醤油につければ潤いはもちろん、清熱、つまり熱を取る効果がアップするし、ワインや白酒につければ、潤い&血流を促進するのじゃ。」

ぺ「ニンジンと一緒に使うと色も綺麗で、。」

仙「そうじゃのう、ニンジンと一緒に使えば肝への働きも強くなるから、一層、目に良い薬膳が出来上がるんじゃ。」

ぺ「よし、やった!」

 

お目々キラリン

 

豚肉のミルクシチューでお肌を潤し、便秘解消

 

さつま芋でほっこり

 

 

 ヒューヒュー

ヒュルヒュルヒュルーー

 

ぺ「うッ、風が強い、、寒い、、。」

仙「今日は又冷えるのう、。」

ぺ「はい、まだまだ気温が定まりませんね。」

仙「そうじゃのう、、よし、今日はあったか薬膳じゃな。」

ぺ「それが良いです、あったか〜いスープとか、、」

仙「そうじゃな、では、豚肉を使ってミルクシチューじゃ。」

ぺ「ミルクシチュー、わっ、美味しそう、、。」

 

トントン  トントン

ジュージュー

シャカシャカ

 

ぺ「あ、さつま芋も使うんですね。」

仙「そうじゃ、玉ねぎ、にんじん、さつま芋の甘味で美味くなるぞ〜。」

 

グツグツ グツグツ

 

 

仙「ほれ、完成、豚肉とさつま芋のミルクシチュー じゃ。」

 

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ぺ「わぁ、美味しそう、。」

 

パクっ ズズッ

 

ぺ「仙人、とっても美味しい、、さつま芋があま〜い。」

仙「さつま芋と牛乳で、便秘解消じゃ。」

ぺ「あ、仙人、私、便秘になった事、、ないんです、。」

仙「ふむ、そうか、それは普段の薬膳の成果じゃのう。」

 

 

豚肉とさつま芋のミルクシチュー

材料(2人分)

豚肉薄切り100g、さつま芋150g、玉ねぎ1/2個、にんじん1/4本、ニンニク1片、パセリ少々、

水1カップ、牛乳1カップ、オリーブ油、塩胡椒

 

 

 

作り方

  1. さつま芋は綺麗に洗って皮付きのまま2cmの輪切りにし、水にさらす。にんじんは乱切りにする。
  2. 玉ねぎ、ニンニクはみじん切りにする。豚肉は一口大に切る。
  3. 鍋にオリーブ油とニンニクを入れて火にかけ、香りが出たら玉ねぎを入れて炒める。
  4. 玉ねぎをしっかり炒めたら、豚肉を入れて炒め、にんじん、さつま芋を入れて炒める。
  5. 4に分量の水を入れて、蓋をして煮込む。
  6. さつま芋とにんじんが煮えたら、牛乳を入れて弱火で煮込み、塩胡椒で味を整える。
  7. 器に盛り、パセリを添える。

 

 

豚肉 滋陰類

[性味/帰経 ]  平、甘、鹹/ 脾、胃、腎

[働き]⑴滋陰潤燥、益脾補腎、長筋肉、生津液、潤皮膚

 

薩摩芋  補気類

[性味/帰経 ]平、甘/ 肺、脾、腎、肝

[働き]⑴益気健脾 脾胃虚弱、無気力、疲れ、食欲不振

    ⑵和胃調中 吐き気、げっぷ、消渇

    ⑶潤腸通便 便秘

    ⑷退黄通乳 黄疸、母乳が少ない

 

玉葱  理気類

[性味/帰経 ]  温、辛、甘/脾、胃、肺、心

[働き]⑴健脾理気 食欲不振、下痢

    ⑵和胃消食 げっぷ、吐き気、胃もたれ

    ⑶発表通陽 発熱、悪寒

 

にんじん  養血類

[性味/帰経 ]  平(微温)、甘/肺、脾、胃、肝

[働き]⑴養血明目益肝 血虚による目の乾燥、かすみ、視力低下

    ⑵斂肺止咳 咳、咳痰

 

牛乳  滋陰類

[性味/帰経 ]  平、甘、/心、肺、胃

[働き]⑴生津潤膚  口渇、消渇、盗汗、痒み、皮膚乾燥、便秘

    ⑵補肺益胃  虚弱、疲れ、微熱

 

大蒜(ニンニク) 外用類・その他

[性味/帰経 ]  温、辛、甘/脾、胃、肺、大腸

[働き]⑴健胃止痢 食欲不振、消化不良、下痢

    ⑵殺虫 寄生虫、条虫、回虫

    ⑶辛温散寒  冬の風邪

    ⑷解毒消腫(外用)  瘡瘍腫毒の初期、皮膚炎

    ⑸排膿止痒(外用)  痒み、化膿症

 

 

 

仙人問答

 

ぺ「仙人、今日は便秘に良い薬膳だったのですね。」

仙「便秘にも良いんじゃ、陰液を潤すので肌の乾燥にも良いしな。」

ぺ「確かに、まだまだ乾燥してますね、注意報も出てましたし、。」

仙「豚肉などの滋陰類の食薬を使う時は、消化機能を高める健脾の食薬や、気の巡りを良くする理気類の食薬と組み合わせると良いのじゃ。」

ぺ「今日のメニューだとさつま芋が健脾で、玉ねぎが健脾と理気、、。」

仙「気を補って巡らせる。血、陰液を潤して巡らせる。『人間の体も基本的に全て循環である。循環が滞るのはそのまま病気なのである。』とお偉い細菌学者の先生も言うておられる。」

ぺ「循環、、循環、、循環、、じゅんか、、巡回、、あ、そうだ!里の見回りに行ってこようっと。」

 

バタバタ

 

 

 

 

ホワイトデーは甘酸っぱいイチゴの薬膳で

 

女性に贈りたいビタミンCたっぷり薬膳

 

 

チュンチュン チュンチュン

トコトコ トコトコ

 

ぺ「あ、イチゴがなってる、、。」

仙「美味そうじゃのう。」

ぺ「あ、そう言えば仙人、今日はホワイトデーですよ。」

仙「ほぉ、そうか。」

ぺ「そうか、じゃないですよ。仙人、薬膳講座の受講生の皆さんから、沢山チョコレートを頂いたじゃないですか、、ホワイトデーにはあのお返しをしないと、。」

仙「そうなのか、、。」

ぺ「このイチゴで、、。」

仙「そうじゃ、それじゃ、イチゴを使った薬膳を皆に振舞おう。皆を呼べ。」

ぺ「あ、呼ぶんだ、、。」

 

 

仙人のホワイトデーお返し薬膳

 

仙「皆、突然呼びつけてすまんのう、。今日はホワイトデーとやらで、今日はわしが作った薬膳を皆に振る舞うのでのう。」

 

ざわざわ ワイワイ

 

ぺ「摘みたてのイチゴで仙人が何か作ってくださるそうです。」

 

ニコニコ ガヤガヤ

 

仙「皆のお肌にも良いビタミンCたっぷりの春のサラダじゃ。」

 

ワイワイ ウキウキ

 

ぺ「では、仙人、お願いします。」

 

トントン

シャッシャッ

ほわんほわん

サッサ サッサ

 

  

仙「よし、完成、いちごドレッシングでささみサラダ じゃ。」

 

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皆「うわぁ、、綺麗、、。」

皆「ほんと、デザート見たい。」

皆「イチゴの甘い香りがするわぁ〜。」

 

仙「ふむ、料理というものは、見て 楽しみ、香りで楽しみ、味わって楽しみ、、じゃ。」

ぺ「さぁ、皆さん、召し上がってください。」

 

クッパクパク

 

皆「とっても美味しいです。」

皆「イチゴのつぶつぶ感がよくて、、このドレッシング、最高です。」

皆「ササミや、新玉ねぎとよくあうわ、、。」

 

仙「イチゴやブロッコリースプラウトにはビタミンCがたっぷりじゃ。お肌にも良いし、ササミと玉ねぎで脾胃もいたわっておる。これを食べておれば風邪も寄り付かん。」

 

皆「ほんと、美味しいです。家でも作りたいので、ぺんたんさん、レシピお願いしますね。」

ぺ「はい、もちろんです。」

 

 

いちごドレッシングでささみサラダ

材料(2人分)

鶏ささみ2本、新玉ねぎ1/4個、レタス1,2枚、ブロッコリースプラウト1/2パック、紹興酒大さじ1/2、塩少々

ドレッシング: いちご大粒3個、オリーブ油大さじ1、塩少々、蜂蜜少々(いちごの酸味によって加減する)

 

 

作り方

  1. 新玉ねぎは薄切りにし、水にさらす。
  2. ささみはスジを取り、塩をふって紹興酒につけ、レンジで2分ほど蒸す。
  3. レタス、ブロッコリースプラウトは洗って水気を切る。
  4. オリーブ油に塩少々を入れて混ぜ、いちごをつぶしながら入れて混ぜる。甘味が足らなければ蜂蜜で加減する。
  5. 器にレタス、新玉ねぎ、ささみ、ブロッコリースプラウトをのせ、ドレッシングをかける。

 

 

 

鶏ささみ  補気類

[性味/帰経 ] 平(温)、甘/ 脾、胃

[働き]⑴補中益気 脾胃虚弱、消渇(糖尿)、食欲不振、下痢

    ⑵補精添髄 虚弱体質、消痩、産後無乳、四肢無力

    ⑶降気止逆 咳、げっぷ、しゃっくり

 

玉葱  理気類

性味/帰経 ]  温、辛、甘/脾、胃、肺、心

[働き]⑴健脾理気 食欲不振、下痢

    ⑵和胃消食 げっぷ、吐き気、胃もたれ

    ⑶発表通陽 発熱、悪寒

 

草苺(いちご)  滋陰類

[性味/帰経 ]  涼、甘、酸/肝、胃、肺

[働き]⑴潤肺生津・滋陰補血 空咳、喉の痛み、声がれ、盗汗、微熱

    ⑵清熱解毒・利尿 口舌生瘡、歯茎の出血、排尿痛、排尿困難

    ⑶健脾和胃 食欲不振、消化不良

 

 

 

仙人問答

 

ぺ「仙人、皆さんとっても喜んでみえましたね。」

仙「ふむ、やはり喜んで食べてもらえると嬉しいものじゃのう。」

ぺ「イチゴってビタミンCたっぷりなんですね。」

仙「そうじゃ、イチゴひと粒にレモンの半分のビタミンCが含まれており、1日5粒食べれば、1日に必要なビタミンCが摂れるんじゃ。」

ぺ「すごい、。」

仙「喉の痛みにも良いのでな、この時期、花粉で声枯れや喉が痛い人は、毎日食すると良いぞ。」

ぺ「美味しくて、効能もバッチリ、。私もイチゴを使った薬膳、考えてみようっと。」

仙「イチゴの薬膳でわしの人気もアップアップじゃ、ウハハハハ〜〜。」

 

春の香りの蕗味噌で

 

鰆(さわら)を使って

 

 ホーホケキョ ケキョ ケキョ

 

ぺ「あ、ウグイス、、」

仙「春じゃのう、、。」

ぺ「そうだ、仙人、魚の春、と書くサワラを使って薬膳を作りましょう。」

仙「それは良い考えじゃ。蕗の薹がまだいくつか顔を出しておるので、それを一緒に使うと良いぞ。」

ぺ「はい。」

 

トントン

サッサ サッサ

くるくる 混ぜ混ぜ

コトコト

ほわぁ〜〜〜ん

 

ぺ「出来ました、鰆の蕗味噌仕立て です。」

 

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 ほわわぁわぁ〜〜〜ん

 

仙「おぉ、蕗の薹の良い香りじゃ。」

 

ぱくっ パクパク

 

仙「うまい、蕗の薹の苦味がなんとも言えんのう。」

ぺ「あー、ほんと、春を感じる味ですねぇ。」

 

仙「苦味の効能を覚えておるか?」

ぺ「はい、えーっと、確か解毒、通便、、。」

仙「そうじゃ、苦味には熱をとって毒素を出し、便の通じを良くする効能があるのでな、体の中の悪いものを出してくれるのじゃ。」

ぺ「デトックス、ですね。」

仙「水菜にも同様の働きがあるんじゃ。」

ぺ「サワラで気を補いながら脾胃の調子を整え、体の中の毒素を出す、という訳ですね。」

仙「ふむ、えんどうは気の巡りを良くするので、一緒に使うと効果的じゃ。」

ぺ「補気って、理気って、毒素にバイバイ、、。」

仙「ほぉ、、。」

ぺ「ハッ、しまった!『補気って』を使ってしまった、、。」

 

 

 

鰆の蕗味噌仕立て

材料(2人分)

鰆2切れ、水菜100g、さやえんどう6本、舞茸1/2パック、だし昆布2g、日本酒大さじ6(3×2人分)

蕗味噌:蕗の薹2個、西京味噌大さじ1.5、みりん大さじ1

 

 

作り方

  1. 土鍋に日本酒とだし昆布を入れておく。
  2. さやえんどうはスジを取り、舞茸はほぐし、水菜は10cmに切る。
  3. 鍋に水菜、鰆、舞茸を入れ、蓋をして5〜6分蒸す。
  4. 蕗の薹を洗って細かく切り、西京味噌、みりんと合わせる。
  5. 3が蒸しあがったら、さやえんどうと蕗味噌を入れ蓋をして1、2分蒸し、火を止め蒸らす。

 

 

 

鰆(さわら)  補気類

 [性味/帰経 ] 平、甘/ 脾、胃

[働き]⑴補気益胃 体力不足 

 

水菜   清熱瀉火類

[働き]⑴清熱解毒・瀉下通便 熱病、煩熱、熱性便秘

    ⑵滋陰潤燥 陰虚の消渇、皮膚の乾燥

 

舞茸  補気類

 [性味/帰経 ] 平、甘/ 脾、胃

[働き]⑴補気益胃 脾胃気虚の食欲不振、胃痛、げっぷ、嘔吐

    ⑵托痘止血 風疹の発疹不暢、不正出血、血便、ガンの出血

 

さやえんどう  理気類

[性味/帰経 ] 平、甘/ 脾、胃

[働き]⑴健脾益気、健胃利湿 食欲不振、嘔吐、下痢

    ⑵解毒利水 水虫、吹き出物、外傷腫毒

    ⑶生津通乳 産後乳汁不下

  

蕗の薹

 [性味/帰経 ] 寒、苦/ 肺、大腸、肝

[働き]⑴咳、痰、便秘

    ⑵血行不良、胃腸の不調、毒素排出

*蕗の薹はフキノトキシン(発ガン物質)含有のため、多食・常食は不適

 

 

仙人問答

 

ぺ「あー、今日も美味しい薬膳でお腹いっぱ〜い。」

仙「ふむ、それは良いが、ぺんたんよ、その服はなんじゃ?」

ぺ「え、あ、これですか、。仙人が『春はゆったりとした服を〜』と仰ったので、ゆるゆるの服にしてみました。」

仙「嫌な予感がするのう、、。」

ぺ「大丈夫ですよ、食べ過ぎないよう、気をつけますからっ。」

仙「では、散歩でもするかのう。」

ぺ「あ、それが良いですね。」

 

トコトコ  トコトコ

 

 

フラフラくたくた補気ッチャえ! イライラうつうつ理気ッチャえ!