薬膳でセルフケア めざせ!仙人life

中医薬膳学に基づき、薬食同源、医食同源で仙人のような健康長寿を目指します。

素麺で貧血予防のカッペリーニ

 

タコで気血を補う夏の薬膳

 

 

 

ジトジト

   だらだら

 

 

仙「暑い!ぺんたんよ、涼しくなる薬膳講座じゃ、皆を呼べ。」

ぺ「え、いきなり・・・」

 

 

 

仙人の薬膳講座

 

 

ざわざわ

    ダラダラ

 

仙「皆、暑い中、良く集まってくれたのう。」

皆「はい、毎日本当に暑くて、、。」

仙「ふむ、そうじゃのう、こういう時は貧血にもなりやすいのでのう、今日は貧血予防、アーンド、涼しくなる夏の薬膳じゃ。」

 

皆「涼しくなる、、。」

 

ワイワイ

  ウキウキ

 

 

ぺ「はい、夏は台所で火を使うのも熱いので、手早くいきましょう。」

仙「そうじゃ、手早くじゃ。」

 

ぺ「まず、前もってタコとトマトのマリネを作っておきます。」

 

 

 

マリネ液に浸ける

 

 

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 皆「美味しそう、、」

 

ぺ「これをラップ、又は蓋をして冷蔵庫に入れておきます。」

講習生「どれぐらいですか?」

仙「そうじゃな、1時間以上は浸けておくと良いな。」

 

講習生「ハーブも入ってるのですね。」

ぺ「はい、ドライハーブはお好きなものを、。今日はバジル、オレガノ、タイムが入れてあります。」

仙「ウホホッ、どれもわしのお手製ハーブじゃ。」

講習生「あーハーブの良い香り〜〜。」

 

ぺ「さぁ、これが出来上がればあとはあっという間です。」

仙「そう、手早くじゃ。」

ぺ「カッペリーニの代わりに素麺を使って、ささっと茹でます。」

仙「決して茹で過ぎてはならぬぞ。」

 

ササッ

 

ぺ「はい、茹で上がりました。」

講習生「はや〜い。」

 

ぺ「あとは、素麺をしっかり洗って冷やして水気を切って、、。」

仙「タコとトマトのマリネと混ぜるのじゃ。」

 

ささっ

 

 

ぺ「はい、出来上がりました。タコとトマトの素麺カッペリーニ です。」

 

 

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講習生「おー美味しそう、、。」

講習生「簡単なのに、豪華に見えるー。」

講習生「ちょっとした女子会やおもてなしにも良いわね。」

 

ぺ「はい、皆さん、召しがって下さい。」

 

講習生「頂きまーす。」

 

クルクル

 パクッ

 

講習生「美味しい、、ですぅ。」

講習生「本当、さっぱりして涼しくなります。」

 

仙「タコは養血類。気血を補って、夏の貧血や疲れを改善してくれるからのう。」

 

ざわざわ

    パクパク

 

 

 

タコとトマトの素麺カッペリーニ

材料(2人分)

素麺150g、蒸し蛸120g、トマト(小)2個、フレッシュバジル、粉チーズ(お好みで)

マリネ液: オリーブ油大さじ2、ローズマリー酢(ワインビネガー)大さじ2、ドライハーブ(バジル、オレガノ、タイム等)小さじ1、塩胡椒

 

 

 

作り方

  1. マリネ液をあわせる。
  2. タコは輪切りに、トマトは角切りにしてマリネ液に浸け、冷蔵庫で1時間以上寝かせる。
  3. 素麺を手早く茹で、ざるに上げ、流水でしっかり洗い、水気を切る。
  4. ボウルに2と3を入れ、混ぜ合わせる。
  5. 器に盛り、フレッシュバジルを添える。(お好みで粉チーズ)

 

ローズマリー酢の作り方はこちら

 

senninlife.hatenablog.com

 

 

 

素麺(小麦) 清熱瀉火類

[性味/帰経 ]  涼、甘/ 心、脾、腎

[働き]⑴清熱除煩・養心安神 躁鬱、精神不安

    ⑵補益脾胃 消渇、食欲不振、下痢

 

  養血類

[性味/帰経 ]  寒、甘、鹹/脾、肝

[働き]⑴養血益気 気血虚弱の疲れ、息切れ、汗、めまい、産後血虚、母乳欠乏

    ⑵収斂生肌 慢性瘡瘍

    ⑶生津止渇 消渇、口渇

 

トマト         清熱瀉火類

[性味/帰経 ]  微寒、甘/ 肝、脾、胃

[働き]⑴生津止渇 熱病による煩渇

       ⑵健胃消食 食欲不振、消化不良

 

バジル

[性味/帰経 ]  温、辛/肺、脾、胃、大腸

[働き]⑴気や血の滞り

    ⑵消化不良、お腹のはり、胃痛、頭痛

 

 

 

仙人問答

 

 

ぺ「仙人、今日の素麺カッペリーニ、簡単で美味しくて涼しくて、、皆さん大満足でしたよ。」

仙「タコとトマトでしっかり陰液を補ったので、貧血からも疲れからも解放〜〜じゃ。」

 

ぺ「仙人のお手製ドライハーブも良い香りでしたし、、。」

仙「ウハハハハ、そうじゃろう、そうじゃろう、。」

 

ぺ「それに素麺を箸じゃなくてフォークで食べるのも面白いです。」

 

ハッ

 

仙「おぉ、、。」

 

スパー

  シュー

      スパー

 

ぺ「何やってるんですか?仙人、、タバコ?」

仙「ウハハハハ、、箸で思い出したのじゃ。」

ぺ「何を?」

 

仙「昔会ったオランダ人じゃ。」

ぺ「オランダ人、、。」

 

仙「日本語を全く話さん奴じゃったのでのう、、わしが、、『箸』と言う日本語を教えたのじゃ。」

ぺ「はし、。」

 

仙「そうしたら、満面の笑みを浮かべ、箸をくわえて『はーしー』と言ったのじゃ。」

ぺ「すごい、、直ぐ覚えた。」

 

仙「『ハーシー』、、それは、ソフトドラッグ、、。」

ぺ「えーーーっ‼️」

 

お気に入りの水出し茶を作ろう

 

オフィスに、ウォーキングに、毎日の食卓に

 

 

 

ミーンミーン

  ジージージッジジー

     シャワシャワシャワ

 

ギラギラ

   ギラギラ

 

 

トコトコ

   トコっ トコっ

 

 

ぎぃ〜

 

ぺ「こんにちは〜。」

 

ざわざわ

   ガヤガヤ

 

ぺ「わ、混んでる、、。」

 

 

マスター「ぺんたんさん、いらっしゃいませ。」

 

客1「あら、ぺんちゃん、久しぶり〜〜。」

ぺ「え?ぺんちゃん?、、あの、、ぺんたんです。」

客1「あら、ごめんなさい。」

客2「ヤダわーもう、ボケないでよー。」

 

マスター「ぺんたんさん、どうぞこちらへ、、カウンター席しか空いてませんが、。」

ぺ「あ、はい、、今日は満席ですねー。」

 

客3「あのね、今、みんなで試飲会してたの。」

ぺ「試飲会?」

客4「そう、。」

客5「これよ、これ、、。」

 

 

水出し茶 4種

 

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*左から、凍頂烏龍茶、紅茶、緑茶、ジャスミンソーダ

 

 

 

ぺ「お茶、、ですか、、。」

マスター「はい、水出し茶です。」

ぺ「水出し茶?」

 

客2「あのね、ここ、この店、山の中でしょ、、。ここで美味しい薬膳ティ飲んでホッとしても、帰りがまた凄い山道、、。」

客3「だから、帰り道にまた汗かいちゃうのよ、、。」

客5「 そう、で、マスターにそう言ったらね、お持ちかえり用のお茶を作って下さったのよ。」

ぺ「へぇ、、。」

客1「それで、みんなであれこれ試飲してたの。」

ぺ「そうなんですか、。」

 

 

マスター「水出しで作るとゆっくりと成分が抽出されるので、甘くて美味しいお茶が出来るんですよ。どうぞ、飲んでみてください、緑茶です。」

ぺ「あ、ありがとうございます。」

 

ゴクっ

ぺ「あ、ホント、甘い、、苦味が少ないですね。」

客4「ね、緑茶、美味しいでしょ。」

 

 

 

マスター「これは、水出し紅茶、です。」

 

ゴクッ

ぺ「わ、良い香り、それにこれも甘い、、苦味が全然無くて、、美味しい〜。」

 

 

 

マスター「では、次は凍頂烏龍茶です、どうぞ。」

 

ゴクゴク

ぺ「これも美味しい〜〜、良い香り、、。」

 

 

 

マスター「最後に、これは炭酸水で作ったジャスミンソーダです。」

 

ごくっ

ぺ「わ、爽やか〜〜」

 

 

客1「ね、どれも美味しいでしょ、、どれを頂いていこうか、悩んじゃうわぁ、。」

 

マスター「良かったら、これ、オススメメニューです、参考になさって下さい。」

 

 

 

 〜〜オススメ〜〜

 

  • 暑い日&暑がりの人には・・・緑茶
  • 忙しくてイライラしたり、落ち込み気味の時、リラックスしたい時・・・ジャスミン茶
  • 油っこい食事が多い人、ダイエットしたい人には・・・鉄観音茶、凍頂烏龍茶
  • エアコンで冷える〜という人、生理中の人には・・・紅茶

 *注: 薬を飲む時はお茶では飲まないで下さい。

 

 

 

 マスター「緑茶や紅茶も炭酸水に入れてソーダにしても美味しいですよ、今度また作っておきます。」

 

ぺ「これ、良いですね、マスター、会社にお勤めの方も、夜のうちに作っておけば、朝持っていけるし、、。」

マスター「はい、ウォーキングのお供にも良いですし、、」

客3「家でも良いわよ、ほら今時、緑茶を急須で入れて飲む、なんて事なくて、、でもこれなら作れそう。」

マスター「はい、緑茶は涼性なので、温かくして飲んでも清熱効果があるんですが、やはりこれだけ暑いとさっぱり冷たいものが飲みたいですからね。」

 

客4「ジュースみたいに甘く無いのも良いわー。」

マスター「そうです。お茶はお砂糖と一緒に摂ると薬効が薄れますので、こうして茶葉の甘味を楽しんで飲んで頂くのが良いのです。」

 

客5「なんか楽しくなってきちゃった、、私も、いろいろ作ってみようかしら。」

マスター「はい、今日作った緑茶、ウーロン茶、紅茶、ジャスミン茶の様に香りの良いお茶が水出し茶に向いていますので、皆さん、いろいろ試して、毎日お好きな水出し茶を楽しんでください。」

 

 

 

水出し茶

水、又は炭酸水500ml に対して茶葉3g、紅茶の場合は5g

 

 

 

作り方

  1. ペットボトル(又はウォーターピッチャー等)の水、炭酸水に茶葉を入れて、一晩おく(10時間ぐらい)

*ペットボトルから直接飲む場合は、茶葉をお茶パックに入れてから、水に入れる(写真の緑茶)。

 

 

 

ナスで糖尿病予防にも良いマリネ

 

 

赤紫蘇酢も使って

 

 

 

 ヒュヒューン

 

仙「ウホホッ、、美味そうな水ナスが採れたぞ、、。」

 

ヒョイヒョイ

 

仙「この美しい紫色は、、アントシアニン、、抗酸化作用バッチリの〜〜、仙人、益々若返る〜。」

 

るんるん

 

 

 

ダラァ〜〜

    ごろごろ〜〜

 

仙「なんじゃ、ぺんたん、覇気のない、、。」

 

ぺ「この暑さですよー、なんで仙人、そんなに元気なんですかぁぁぁ、。」

仙「8月じゃ、新しい月の始まりじゃ、。ダラダラなどしておれぬ、。」

 

ぺ「ハァ、、道子さんの所で又、『仙人様、チキンのレモンソテー、大変美味しかったです〜〜。』

なーんて言われて、すっかり調子にのっちゃってるのね〜。

 

仙「ん?何か言うたか?」

ぺ「いえ、別に、、。」

 

仙「採れたての水ナスで薬膳を作ろう〜〜。」

ぺ「暑いんですから、、さっぱりしたのにしましょうよ〜〜。」

仙「ふむ、そうじゃな、、。では、、、。」

 

トントン

  シャシャッ

 

ジューッ

 

トントン

   ささっ

 

冷や〜〜ん

 

 

 

仙「ようし完成、ナスとトマトのマリネ じゃ。」

 

 

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ムクっ

ぺ「わ、綺麗 、。」

 

仙「どうじゃ、美味そうじゃろう、、。」

 

ぺ「はい、、。」

 

パクッ

  パクパク

 

ぺ「あ、紫蘇酢の味、、。」

仙「そうじゃ、赤紫蘇酢も使って、青紫蘇も使って、油で焼いた茄子とトマトのマリネじゃ。」

 

パクパク

   パクパク

 

ぺ「めちゃ、美味しい、、。こうして、青紫蘇で茄子とトマトを挟んで、、」

 

クルっ

    パクッ

ぺ「うぁわぁぁ、、美味しい〜〜。」

 

 

 

ナスとトマトのマリネ

材料(2人分)

ナス(小)1本、トマト(小)1個、大葉3〜4枚、赤紫蘇酢大さじ1、白胡麻、オリーブ油

 

 

作り方

  1. ナスは斜め切りにし、サッと水で洗ってアク抜きし、水気を切る。
  2. フライパンにオリーブオイルを入れて火にかけ、温まったらナスを焼く。
  3. 焼けたナスをキッチンペーパー等に取り、冷ましておく。
  4. トマトは薄切りにする。
  5. 器に大葉、ナス、トマトを並べ、赤紫蘇酢をかけて、ラップをし、冷蔵庫で冷やす。
  6. 食べる時に白胡麻をかける。

 

 

 *赤紫蘇酢の作り方はこちら

senninlife.hatenablog.com

 

 

 

茄子  止血類

[性味/帰経 ]  涼、甘/脾、胃、大腸

[働き]⑴血熱の各種出血

    ⑵黄疸、水腫、むくみ

    ⑶食欲不振、胃腹脹満

 

トマト         清熱瀉火類

[性味/帰経 ]  微寒、甘/ 肝、脾、胃

[働き]⑴生津止渇 熱病による煩渇

       ⑵健胃消食 食欲不振、消化不良

 

大葉(紫蘇)  辛温解表類

[性味/帰経 ]  温、辛/肺、脾

[働き]⑴発表散寒     風寒表証の発汗、解熱、咳

    ⑵行気寛中   脾胃気滞の胸悶、嘔吐

    ⑶解魚蟹毒     蟹、海老、魚介類の中毒

 

白胡麻  滋陰類

[性味/帰経 ]  寒、甘/肺、脾、大腸

[働き]⑴清熱滑腸 皮膚の乾燥、筋肉の無力、痰、赤み、便秘

    ⑵行気通脈 頭痛、めまい、頭部瘡瘍

 

 

 

 

仙人問答

 

 

仙「ナスのアントシアニンコレステロールの低下、抗酸化作用により高血圧、高脂血症などの生活習慣病を予防するのじゃぞ。」

ぺ「はぁ、、。」

 

仙「それに、茄子とトマトの組み合わせは糖尿病の予防にも良い、と言われておる。」

ぺ「はぁ、、。」

 

仙「ナスは、むくみや、食欲不振にも良いしな、。」

ぺ「はぁ、、。」

 

仙「しかし、ナスは体を冷やす作用が強いので、気を付けねばならぬぞ。」

ぺ「はぁ、、。」

 

仙「なんじゃ、なんじゃ、、さっきからその態度は、、。」

ぺ「だって、、どうせ、、本当の目的は別でしょう?」

 

仙「うほっ、、、。」

ぺ「『アントシアニンで益々若返る〜〜』とか言って見えたの、聞こえてますー。」

 

仙「ウハハハハ、、茄子にもアントシアニン、赤紫蘇にもアントシアニン、、老化予防のアントシアニン〜〜お目目もぱっちり、、。これで8月も絶好調ーーー。」

 

 ひょいひょいヒョーーーイ

 

 

 

月刊仙人life 7月号 2017

 

7月の東京

 

 

暑い、暑い、この暑い7月をどう乗り切るか、、。

それはやはり鰻しかない、、

いえいえ、鰻ではありません、穴子、です。

 

と言う事で、久しぶりに東京へ行って来ました。

 

人人人・・・の東京で、、さっさと用事を済ませ

向かったのは日本橋『玉ゐ』・・・

あー、もう、穴子の箱めし、、最高!です ♡♡

 

そんな7月を振り返って、、。

 

 

 

 

 

 

塩で決める!

 

 

薬膳の勉強を始めて直ぐの頃、学校から送られて来たお便りに、薬膳の調理実習に参加された方の感想文が載っていました。

「塩だけで、これほど美味しい料理が出来るとは・・・」

そうなんだ、、塩だけで、、美味しく出来るんだ、、と半信半疑で読んでおりました。

それから、数々の薬膳料理をテキストに従って作っていくと、、な・る・ほ・ど・・

 

良し、私も塩だけで決めてやる!と、、

モロヘイヤのスープは、塩昆布のみの味付けで作ってみましたが、淡白なモロヘイヤの味を殺す事なく、刺激の少ない脾胃に優しいスープが出来ました。

塩昆布は、細切りのものを使うと余り昆布出汁が出ません。上質な角切りの塩昆布を少量、上手に使うと良い出汁になり、醤油も要らないので素材の味を損なわず、便利です。

 

 

 

 

スリムに、シンプルに

 

 

以前ファッション業界の方が「ファッションはプラスじゃないんです、マイナスするんです。余分なものをどんどん取り除いて行く作業なんです。」とおっしゃってました。

これもなるほど、、です。

余分なものを取り除き、シンプルにスリムに、、。

 

お化粧初心者が、あれもこれも塗りたくり大失敗に終わったり、

薬膳料理のレシピで、料理の腕前を見せつけようと、あれもこれも放り込んで、治療目的を見失ったり、、

 

確かに、物事の初めって珍しくて、あれもこれもって欲張っちゃいますが、洗練されて行くとどんどんシンプルになって行くんだなーなんて思ったりします。

 

 

中医学の勉強をする、、本を読み、文字を書き、、目から入った知識を一生懸命理解しようと噛み砕いて、、身体の中を一巡させ、消化し、吸収する。

1度では吸収出来なかった知識は何度も何度も繰り返し噛み砕き、消化させる。

それでも消化出来なかった物は、シコリ、となって体内に留まる。

これが、又何かの刺激を受けた時にふっと消化され吸収し、排出される。

「あ、腑に落ちた、、、。」と言う、、瞬間でしょうか、。

 

焦って、むやみやたらに知識を詰め込めば、それは噛み砕く事も間に合わず、消化される事なく滞り、吸収される事なくただ排出される。

シコリにさえなっていないただの滞りは、どんな刺激にも反応する事無く、ただ滞っている。

『シコリ』は疑問となって、解決の道を探すけれど、『滞り』は疑問にもならない。

 

体の中の循環が滞る、、これを中医学では『気滞』と言います。

気が滞る、、そうすると、気と一緒に巡っている血も滞る、、。

身体の場合、循環が滞る=病気、なんです。

 

身体も経済も自然界も私の頭の中も、、消化し吸収し排出し、循環しなければーーー

 

「滞ってるんだなぁ〜私、、。」と思いながら、ジャスミン茶でも飲んで、いつの日か洗練されてスッキリ、シンプルになれる日を夢見ていよう。

 

            ・ ・ ・ ・ ・

 

 

 

そう言えば『玉ゐ』のお出汁は、シンプルで美味しかったーー〜骨入り〜

 

 

 

 

 

自然界便り 

 

 

 

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ハブ草の花が咲きました。

そして花が終わると、沢山の種が、、出来てます。

 

 

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この種を取って乾燥させハブ茶にします。

このハブ草も、ハブ茶をパラパラッと撒いておいたものが、こんな風に芽吹いて花が咲いたのです。

やはり、生命力の強い物が体に良い!

 

ハブ草と言う名前は、ハブに噛まれた時の民間薬と言う事で、この名前が付いたそうです。

 

決明子ケツメイシ)と効能が同じと言う事で、決明茶はハブ茶とも呼ばれ、目の疲れ、かすみ、そして便秘改善に使われます。

 

 

 

*決明茶はこちら

 

senninlife.hatenablog.com

 

 

 

 

 

 編集後記

 

 

・・・東京に空がないといふ・・・

 

いいえ、東京には東京の空がある。

隅田川テラスからの夜景はキラキラと美しく、スカイツリーを眺めながら、まるでドラマのヒロインにでもなった様な気分にさせてくれる。お腹は穴子で満たされてるし、、(笑)

 

今月も訪れて下さった皆様、スター、ブクマ、コメントを下さった皆様、読者になって下さった皆様、本当にありがとうございます。

 

蝉時雨と月明かりの美しい里に戻り、、さて、8月です。

 

チキンで脾気を補い、高める

 

夏だから爽やかレモン味〜

 

 

ヒョイヒョイ

  トトトン

      クルクルクルーン

 

ぺ「仙人、、、仙人、、、この暑いのに、、何踊ってるんですか?」

 

仙「ウホウホ、、」

 

シュルシュルシュルルルー

  パッ

 

仙「これじゃ。」

 

キラリ☆

 

ぺ「レモン、ですね、、これは、、。」

 

 

仙「レモン、レモン、、、そんなにもあなたはレモンを待っていた、、。」

ぺ「何ですか、、又訳のわからない事を、、。」

 

がりり

 

仙「トパアズいろの香気が立つ、、。」

 

ゴホゴホッ

 

ぺ「ほらもう、、、レモンを丸ごとかじったら、酸っぱいに決まってるでしょ、。」

 

仙「ウハハハハ、、昨日道子さんに頂いたのじゃ。」

ぺ「え?又、道子さんのお店に行かれたのですか?」

仙「それはそうじゃろう、、あんな美味しいレモンの冷やし葛を頂いておいて、お礼も言わずでは失礼じゃからな。」

ぺ「はぁー、、それは又、、。」

仙「そうしたら、道子さんが仰るのじゃ『仙人様の作ったレモンの薬膳も食べたいですわ』って、ウハ、ウハ、ウハハハハー。」

ぺ「はいはい、それでレモンを頂いてきて、今、踊ってたって訳なんですね。」

 

クルクルクルーーーン

 

ぺ「はい、踊ってないで、さっさと薬膳作りましょうね。何を作るんですかぁー。」

 

ピタッ

仙「ふむ、今は土用じゃから、、勿論脾胃を労わる薬膳じゃ。」

 

シャキッ

仙「ようし、、作るとしよう。」

 

キュッキュッ

   シャッシャッ

 

クルクル

  トントン

 

ジューッ

 ジワジワ

   ジューッ

 

 

仙「完成したぞ、、仙人スペシャル、チキンのレモンソテー じゃ。」

 

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ぺ「わぁ、美味しそう、、。いっただきまーす。」

 

パクッ

 

ぺ「わ、何これ、、爽やか〜レモンの風味が効いてるー。」

仙「そうじゃろうそうじゃろう、、この前の道子さんのレモンスィーツと同じ様に果汁も皮も使って作ったのじゃ。旬のニンニクも使ってな。」

 

パクパク

 

ぺ「鶏モモの皮もパリッと美味しい〜」

 

仙「鶏モモとキャベツで脾気を補い高め、玉ねぎで気を巡らせ、レモンで渇きを潤し、ニンニクで食欲を誘う、、。どうじゃ、これが仙人様のスペシャル薬膳じゃ、ウハハハハー。」

 

 

 

チキンのレモンソテー

材料(2人分)

鶏モモ肉60g×2枚、キャベツ100g、赤玉ねぎ1/4個、パセリ、オリーブ油

つけダレ: レモン1/2個、塩麹大さじ2/3、紹興酒大さじ1、ニンニク1かけ

 

 

作り方

 

  1. レモンは果汁を絞り、皮は摩り下ろす。ニンニクも摩る。
  2. レモン果汁、皮、ニンニク、紹興酒塩麹を合わせ、つけダレを作る。
  3. 鶏肉は筋を切り、2に漬け、冷蔵庫で1時間程おく。
  4. キャベツはせん切り、赤玉ねぎは薄切りにして水に晒す。
  5. フライパンにオリーブオイルを少々入れて火にかけ、温まったら鶏モモ肉を皮の方から焼く。
  6. 焼き目がついたら弱火にして、7〜8分じっくり焼く。
  7. 鶏肉にほぼ火が通ったら裏返し、2〜3分焼き、火を止め、余熱で数分焼く。
  8. キャベツと赤玉ねぎを合わせ皿に盛り、鶏肉を切り分けてのせ、パセリを添える。

 

 

 

鶏肉  補気

[性味/帰経 ] 平(温)、甘/ 脾、胃

[働き]⑴補中益気 脾胃虚弱、消渇(糖尿)、食欲不振、下痢

    ⑵補精添髄 虚弱体質、消痩、産後無乳、四肢無力

    ⑶降気止逆 咳、げっぷ、しゃっくり

 

甘藍(キャベツ)補気

[性味/帰経 ] 平、甘/ 胃、腎

[働き]補中益気 脾胃虚弱、疲れ、胸焼け、胃痛、食欲不振

 

玉葱  理気

[性味/帰経 ]  温、辛、甘/脾、胃、肺、心

[働き]⑴健脾理気 食欲不振、下痢

    ⑵和胃消食 げっぷ、吐き気、胃もたれ

    ⑶発表通陽 発熱、悪寒

 

檸檬(レモン)  収渋類

[性味/帰経 ] 平(涼)、酸、甘/脾、胃、肺

[働き]⑴生津止渇 口渇、消渇

    ⑵利肺潤喉 肺燥痰火、咳

    ⑶開胃消食 食欲不振、脘腹痞脹、下痢

    ⑷安胎   妊娠によるつわり、胎動不安

 

大蒜(ニンニク) 外用類・その他

[性味/帰経 ]  温、辛、甘/脾、胃、肺、大腸

[働き]⑴健胃止痢 食欲不振、消化不良、下痢

    ⑵殺虫 寄生虫、条虫、回虫

    ⑶辛温散寒  冬の風邪

    ⑷解毒消腫(外用)  瘡瘍腫毒の初期、皮膚炎

    ⑸排膿止痒(外用)  痒み、化膿症

 

 

 

仙人問答

 

仙「良し、では、わしはこれを道子さんのお店に持って行くからのう。」

ぺ「え、あ、、ちょっと待ってくださいよ、仙人、、お聞きしたい事が、。」

 

仙「なんじゃ。」

ぺ「えっと、あの、今は土用、ですよね、、って事は脾アースを労わる。」

仙「そうじゃ、さっきも言うたじゃろ。」

 

ぺ「で、で、この前ちらっとカフェで聞いたんですけど、、脾アースってハ長調が好きなんですか?」

仙「ハ長調?なんじゃいきなり、、。」

ぺ「トッコちゃんがハ長調の曲を弾いてて、、。」

仙「トッコちゃんか、、可愛いのう、、。」

ぺ「だからぁ、、。」

 

仙「ハ長調を脾アースが喜ぶ??  ウハハハハ、、面白いシャレじゃ。」

ぺ「シャレ?」

 

仙「脾アースは、土、脾土、土用の土じゃ。」

ぺ「はい。」

 

仙「そしてハ長調の『ハ』は、、何か分かるか?」

ぺ「ハ、、?」

仙「『ハ』は、『ハニホヘトイロハ』の『ハ』。」

ぺ「ハニホヘトイロハ?」

仙「『ドレミファソラシド』を日本語で言うと『ハニホヘトイロハ』になるのじゃ。」

ぺ「ハァ、、???」

 

仙「つまり、、ハ長調の『ハ』=『ド』と、脾アースの『土』をかけたのじゃな、ウハハハハー。」

 

ぺ「えーーー、そ、そんなくだらないシャレを、マスターが、??」

仙「ウハハハハー、その程度の奴よ、、。」

 

 

♪ ♪ ドは土用のド〜

           レはレモンのレ〜〜

              ミは道子さんのミ〜〜♡      ♪ ♪

 

ヒューン

 

 

夏バテ改善の薬膳茶

 

 

朝鮮五味子で心神を安定させましょ

 

 

 

キャッキャ

  パタパタパター

 

 

ぎぃ〜

 

トッコ「マスターー、こんにちはー。」

マスター「あれ、トッコちゃん、、ひとり?」

 

ハァハァハァ

ぺ「こ、こんにちは、、。」

マスター「ぺんたんさん、、いらっしゃいませ。トッコちゃんとぺんたんさん、、珍しい組合わせですね。」

 

ハァハァ

ぺ「田んぼの道でトッコちゃんが遊んでて、、それで、、もう、トッコちゃん、走るの速くて、、。」

マスター「ハハ、それはそれは、、。」

トッコ「マスター、、トッコ、トンボ捕まえてたの、、。でも、捕まらなかったけど、。」

マスター「そう、トッコちゃん夏休みなんだね。」

トッコ「うん、夏休みー。」

 

ぺ「マスター、、何か冷たいもの、、頂けますか?」

マスター「あ、はい、夏の薬膳茶のメニューです、どうぞ。」

 

 

 ~~menu~~

 

 夏の薬膳ティ

  • 五味子アップルティ
  • 冷やしグリーンティ
  • 緑豆ティ
  • 葛ティ

 

 

ぺ「五味子(ごみし)アップルティ?」

マスター「それはこの夏の新メニューです。」

ぺ「あ、では、それで、、。」

トッコ「トッコも飲むー。」

ぺ「あの、子供でも大丈夫ですか?」

マスター「はい、もちろんです。少々、お待ちください。」

 

ドボドボ

   くるくる

       トントン

 

サッ

 

 

 

マスター「お待たせ致しました、五味子アップルティ です。」

 

 

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トッコ「あかーい、りんごが入ってるー。」

ぺ「ほんと、綺麗、、。」

マスター「トッコちゃんのはちょっとだけ蜂蜜多めにしてありますよ。」

 

ゴクっ

ゴクゴクっ

 

トッコ「すっぱーい。」

ぺ「ほんと、すっぱ〜い。」

トッコ「りんご、シャキシャキー。」

ぺ「あー、美味しい、、この酸味、良いわー、、。」

 

マスター「夏バテに良い薬膳茶なんですよ。」

ぺ「夏バテに?」

マスター「はい、これは朝鮮五味子と言って、熱を清め、津液を生じるんです。それに、心に働いて、精神を安定させる効果もあるので、眠れない日などにも良いですよ。」

ぺ「夏の心に働くお茶、、五味子の赤、枸杞子の赤、りんごの赤、、。」

マスター「はい、五味子にはクエン酸やリンゴ酸などが含まれていて、、、更年期障害にも良いのですよ。」

ぺ「へぇ、、」

 

ゴクゴク

 

マスター「枸杞子にはビタミA,C,鉄も含まれてますし、、リンゴも熱を清め、渇きを潤してくれますからね。」

 

じっ

ぺ「マスター、その漉した朝鮮五味子、、食べてみてもいいですか?」

マスター「はい、、どうぞ。」

 

カリッ

ぺ「うわっ、、漢方っぽい味〜〜。」

 

マスター「ハハ、、美味しくないですよね。」

ぺ「はい。こんなに綺麗な赤色なのに、。」

マスター「朝鮮五味子は綺麗な赤色なんですが、中国の五味子は黒いんですよ。だからこんなに綺麗なお茶は出来ないのです。」

ぺ「そうなんですか、、。」

 

マスター「朝鮮五味子はネットでも買えますが、、韓国ショップで『五味子茶(オミジャちゃ)』と言うティパックが売られているので、それだと使い易いですよ。」

ぺ「オミジャ茶、、聞いたことあるような、。」

 

トッコ「マスター、、この古いオルガン弾いてもいい?」

マスター「あ、、良いですよ。」

 

タタタ

 

♪  ヴォロロ〜ン ♪ ♪

   ♪ ♪  ヴォロロ〜ン ♪

 

トッコ「この曲好きなの、、でもピアノで弾くと指痛いから、、オルガンだと楽しい〜〜♪ ♪

マスター「あれ、トッコちゃん、、凄いな、、モーツァルトですね。」

ぺ「え、これモーツァルトの曲なんですか?」

 

♪ ♪ ヴォロヴォロローン ♪

 

トッコ「バターつきパン。」

マスター「別名、1本指のワルツ、と言われているんです。」

トッコ「1本指で弾くの〜〜」

 

マスター「この曲は、、ハ長調、、脾アースが喜んでますよ、きっと。」

ぺ「え?」

 

♪ ♪ ヴォロロロ〜ン

         ヴォロヴォロヴォロローン ♪ ♪

 

 

 

五味子アップルティー

材料(2杯分)

五味子10g、枸杞子5g、りんご1/4個、水300cc、蜂蜜小さじ1、ペパーミント

 

 

 

作り方

  1. 五味子をさっと洗って、枸杞子と一緒に分量の水に浸け、一晩おく。
  2. りんごは皮ごと5mmの角切りにする。
  3. 1の五味子水を漉し、蜂蜜を入れて混ぜ、りんごを入れる。
  4. 3を器に注ぎ、濾した枸杞子、ペパーミントを飾る。

 *漉した枸杞子は食べられます。五味子も食べられますが、美味しくありません。

 

 

 

五味子  収渋類

[性味/帰経 ] 温、酸、/肺、腎、心

[働き]⑴斂肺滋腎 肺虚や肺腎不足の慢性咳、喘息、呼吸困難

    ⑵生津斂汗 口渇、自汗、盗汗

    ⑶渋精止瀉 遺精、滑精、夜明け前の下痢や、慢性の下痢

    ⑷寧心安神 心悸、不眠、多夢

 

枸杞子  滋陰類

[性味/帰経 ]  平、甘/肝、腎、肺

[働き]⑴滋補肝腎 足腰疼痛無力、遺精、めまい、頭のふらつき

    ⑵益精明目 白髪、視力減退、眼精疲労、風に当たると涙が出る。

    ⑶潤肺止咳 肺腎陰虚の慢性咳、喘息

 

りんご  清熱瀉火類

[性味/帰経 ]  涼、微酸、甘/ 脾、胃、心

[働き]⑴清熱生津潤肺 暑熱の発熱、口渇、空咳、二日酔い

    ⑵止瀉便通 下痢、便秘、消化不良

 

薄荷(ミント)  辛涼解表類

[性味/帰経 ]  涼、辛/ 肝、肺

[働き]⑴疎風清熱 発熱、頭痛、無汗

         ⑵清利頭目 目の充血

         ⑶宣毒透疹 麻疹の透発が不十分な時

         ⑷疎肝解鬱 肝気鬱結の胸脇脹痛、ため息

 

 

 

*葛ティはこちら

senninlife.hatenablog.com

 

 

 *緑豆ティはこちら

senninlife.hatenablog.com

 

甘酒で疲労回復&デトックス

 

 

流行りの米麹甘酒で

 

 

 

くるくる

    トントン

 

ぺ「仙人、何か作って見えるのですか?」

仙「これじゃよ、ぺんたん。」

 

ポン

 

ぺ「あ、これ、、。最近スーパーでよく見かけます。夏に飲む『冷たい甘酒』がすご〜〜く流行ってますよねー。」

仙「そうなのか、流行っておるのか。」

ぺ「はい、酒粕よりも米麹のタイプが流行ってるようですよ。『飲む点滴』とか言われちゃって、。」

仙「飲む点滴、、、点滴とはあれか、、病院で使う、、」

ぺ「そうですよ。」

仙「ふむ、わしは点滴を飲んだ事がないのでのう、、点滴は美味いのか?」

ぺ「点滴は普通飲みません、、注射です、打つものです。」

仙「そうか、、その点滴を飲み物に変えたのか、、。」

ぺ「それぐらい体に良いって事ですかね、疲労回復はもちろん、酵素たっぷりでデトックス効果もあるらしいですよー、。ところで仙人、この甘酒はどこで?」

 

仙「ウハハハハ、スーパーなぎさの前を通ったら、試飲サービスをしておったのじゃ。」

ぺ「あ、それで、、もらって来たんですね。」

仙「ほぉほぉ、、ぺんたんの分もちゃんと頂いてきたぞ。」

ぺ「うわっ、、、。」

仙「色んな種類の甘酒があったんじゃが、無糖無塩で、米と米麹だけで作られておるのを頂いて来たからのう。これで薬膳を作るとしよう。」

ぺ「え?そのまま飲むんじゃなくて、?」

仙「丁度、冬瓜も採れたのでな、、一捻り、、じゃ。」

 

グツグツ

  トントン

 

サーッ

 

 

仙「ほれ完成、甘酒で冬瓜汁  じゃ。」

 

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ぺ「わー、涼しげー、、。」

 

ズズッ

 パクッ

 

ぺ「いけます、、いけますよ、仙人、これ、めっちゃ美味しい、。」

仙「おぉ、冬瓜の歯応えとオクラのとろみが良いのう。」

ぺ「茗荷も効いてますねー、、塩麹も、、。」

仙「食べがいがあるので、ダイエットにも良いぞ、ぺんたん、、。」

ぺ「確かに満腹感あります〜、ダイエット、ダイエット、、。」ウキウキ

 

 

甘酒で冬瓜汁

材料(2人分)

甘酒(砂糖、食塩不使用)125ml×2本、冬瓜250g(皮付き)(正味150g)、オクラ2本、茗荷1個、塩麹少々

 

 

作り方

  1. 冬瓜は皮を剥き、1cm幅に切ってひと口大に切る。
  2. 熱湯に塩少々を入れて、オクラをサッと茹でて取り出し、その後冬瓜を茹でる。
  3. 冬瓜は茹で上がったら冷水に取り、冷やし、水気を切る。
  4. オクラ、茗荷は薄切りにする。
  5. 器に冬瓜を入れて甘酒を注ぎ、オクラをのせ、塩麹少々を入れて、茗荷を添える。

 

 

 

米こうじ

[性味/帰経 ]  温、辛、甘/ 脾、胃

[働き]⑴補中益気・健脾和胃 脾気虚の疲れ、食欲不振、むくみ、下痢

    

冬瓜  利水滲湿類

[性味/帰経 ] 微寒、甘、淡/ 肺、大腸、膀胱

[働き]⑴清熱解毒・利尿 熱中症、むくみ、尿量少

    ⑵生津止渇 消渇、口渇

 

秋葵(オクラ) 消食類

[性味/帰経 ]  涼、辛、苦/肺、肝、胃

[働き]⑴疲労、食少、食欲不振

    ⑵虚性便秘、腹脹

 

茗荷  辛温解表類

[性味/帰経 ]  温、辛、芳香/肺、大腸、膀胱

[働き]⑴発汗解表   外感風寒の風邪

    ⑵散寒通陽   生理不順、生理痛

    ⑶解毒散結     口内炎や風邪の予防、瘡瘍腫毒

    ⑷行気健脾     食欲不振

 

 

 

仙人問答

 

ぺ「米こうじって甘いんですね、。」

仙「そうじゃのう、オリゴ糖ブドウ糖が含まれておるからのう、この甘味を料理に上手に利用すると良いぞ。」

 

ぺ「冬瓜やオクラとも良く合いますね〜。」

仙「冬瓜は熱を取り、悪いものを排泄し、水分をしっかり補給してくれる。オクラはもちろん消化を良くするのでのう、。」

ぺ「では、更にデトックス効果がアップしますね。」ウフっ

 

仙「土用の頃は脾胃を労らねばのう、。」

ぺ「あ、そうだ、、土用、、もうすぐ土用の丑、、。うわー鰻が食べたーい!」

 

 

フラフラくたくた補気ッチャえ! イライラうつうつ理気ッチャえ!