国際薬膳師、仙人を夢みる

薬膳でセルフケア めざせ!仙人life

中医薬膳学に基づき、薬食同源、医食同源で仙人のような健康長寿を目指します。

文化の日   仙人、未病を語る

 

芋づるでも食べながら

 

よいしょ よいしょ

掘り掘り  掘り掘り

 

ぺ「ふぅ、仙人、芋掘りって結構大変なんですね。」

仙「ふむ、そうじゃが、、ぺんたん、もっと掘らんか、芋が途中で切れてしまうぞ。」

ぺ「はーい、でも、、掘っても掘っても、なかなか全部の姿が、、」

仙「ようし、採れたぞ、ほれ。」

 

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ぺ「わぁ、やった、美味しそうな色、、。早速焼きましょうか?」

仙「だめじゃ、芋は掘りたては甘くないんじゃ、数日間涼しいところに置いておきなさい。」

ぺ「えー、そんなぁ、、、」ショック

仙「芋のつるなら、直ぐ食べれるぞ。」

ぺ「つる?なんか戦時中の人たちみたいですね。」

仙「文句を言わずに、つるを切りなさい。」

ぺ「はぁ〜い。」

 

プッチンプッチン

 

仙「灰汁抜きをして、、、よし、出来たぞ、芋のつるの山椒煮じゃ。」

 

芋づるの山椒煮 

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パクッ

ぺ「あ、美味しい。」

仙「あっさりしてうまいじゃろう。」

ぺ「はい、何となく薩摩芋の甘みを感じます。」

仙「ふんふん、、うまいうまい。」

 

ぺ「ところで仙人、今日は文化の日ですよ。何か文化的な話でもして下さい。本とか、芸術とか、、。」

仙「ふむ、ならば、ぺんたんよ、未病と言う言葉を知っておるか?」

ぺ「はい、聞いた事はあります。」

仙「この言葉が最初に使われたのは、今からおよそ2000年前、中医学の経典と言われておる『黄帝内径(こうていだいけい)』と言う書物の中じゃ。」

ぺ「知ってますよ、黄帝内径、試験の時に覚えました。」

仙「本の名前だけ覚えても何もならんがのう。その中ではこんな風に書かれておる。」

 

  聖人と言われる人は、完全に発病してしまった患者を治療するのではなく、当然発病するであろうことを予測して、先手を打って治療を施すものである。未病を治す。

 

ぺ「未病を治す?」

仙「そうじゃ、未病とは、未だ病にあらず、と言うことじゃ。しかし、未だ病にあらずと言うことは、放っておけば病になる、と言うことじゃ。」

ぺ「なるほど、、。」

仙「だから、その前に、発病する前に治療する、つまり予防じゃ。中医学予防医学なんじゃ。」

ぺ「予防医学、。」

仙「西洋医学は対処療法じゃ、悪い所を治療する。それと反対に東洋医学は悪くなる前に治療する、と言う事じゃ。このところ、東洋医学が再び見直されておるのは、生活習慣病なるものが増えて来ておるからじゃ。」

ぺ「生活習慣病、確かによく耳にします。薬膳もそんな生活習慣病改善の一端をになっている訳ですよね。」

仙「そうじゃ、食生活は重要な予防策の一つじゃからのう。では、どう予防する?」

ぺ「どう、って。」

仙「予防とは予防注射を打つ事ではないぞ。」

ぺ「あ、確かに、毎年インフルエンザの予防注射を打って、毎年インフルエンザにかかっている人いますもんね。」

仙「そこじゃ、予防とは先ず意識を持つ事なんじゃ。予防注射を打って、あとは知らん顔では予防は出来ん。病気にならないようにと意識をする所から予防は始まるのじゃ。」

ぺ「気、ですね。」

仙「そう、気じゃ。気にする事じゃ。インフルエンザの流行る頃には枇杷茶を飲んだり、乾燥する時期には潤いを与える薬膳を食べたりすると言う事じゃ。」

ぺ「季節に合わせた薬膳はそう言う予防の意味があるのですね。」

仙「ふむ、そしてあとは個人個人の体質に合わせた薬膳で予防をするのじゃ。」

ぺ「体質、、。」

仙「暑がり、寒がり、貧血気味、虚弱体質、気鬱体質、などの体質じゃ。」

ぺ「なるほど、、。」

仙「薬膳としての予防はそういうことじゃ。そして中医学としての予防は、自然に順応し、精神を保養し、薬膳で飲食を調節し、体力を向上させ、腎を補い、邪気から身を守る事、じゃな。」

ぺ「はい。」

仙「ついでにもう一つ、黄帝内径の文を引用しておこうかのう、この『未病を治す』に続く文章じゃ。」

 


転じて、天下を治めるには世の中が乱れてしまってから手をつけるのではなく、乱世となるであろうことを前もって察知して未然に防ぐ政治をすることである。
病になり切ってしまった後でどんなに良薬を与えても、あるいは乱世になってしまった後でどんなに善政を布いても、それはちょうど、喉が乾いてたまらなくなってから慌てて井戸を掘ったり、戦闘が始まってしまってからあたふたと兵器を作ったりするようなものであって、これが手遅れでないとどうして言えよう。

 

 

仙人問答 

 

仙「さてと、、わしはちょっと出かけてくる。仙人社の霞で作る五行がもう直ぐ出来上がるのじゃ。仕掛けが上手くいっておるか、、確かめて来るのじゃ。」

ぺ「仕掛け、、何ですか仕掛けって、、スゴ〜〜〜〜ク気になります。」

仙「そうか、気になるか、。ウハハハハ、仙人社の霞で出来た五行鳥居、これをくぐるだけで、その人の体調が分かるのじゃ。どうじゃ、予防につながるじゃろう。」

ぺ「え?鳥居をくぐるだけで体調が分かるのですか?」

仙「そうじゃ、くぐった時にそれぞれの体調に合わせて赤、青、、、と霞が光るのじゃ。」

ぺ「そうか、分かった!!もし、肝の調子が悪ければ五角形の星の1番上が青く光る、。心の調子が悪ければその隣りが赤く光る、ね、そうでしょ?」

仙「ぺんたんよ、、、全く、つまらん奴じゃのう、、。何故、悪い所を探すのじゃ。」

ぺ「え、違うんですか、、。」

仙「反対じゃ、良い所が光るのじゃ、脾の調子が良ければ黄色が光り、肺の調子が良ければ白が光る。」

ぺ「あ、そうなんですね。」

仙「仙人社を訪れた時に白と黄色が光った人が、仙人社で薬膳を食べ、薬膳酒を飲み、薬湯に浸かり、、帰る時には白と黄色だけでなく、赤や青も黒も光る、、。どうじゃ、気持ち良いじゃろ。」

ぺ「なるほど、全部光ったらすっごく気持ち良いですね。」

仙「じゃろ?だから良いところに光りをあてるのじゃ。」

ぺ「あ、でも仙人、もし全部光るようにならなかったら?」

仙「それはそれで大いに結構、リピーターとなり何度も来ていただく。ウハハハハ、、」

 

ヒューン

 

フラフラくたくた補気ッチャえ! イライラうつうつ理気ッチャえ!