国際薬膳師、仙人を夢みる
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薬膳でセルフケア めざせ!仙人life

中医薬膳学に基づき、薬食同源、医食同源で仙人のような健康長寿を目指します。

鶏肉とじゃが芋は相使相愛

 

気の合う人もいれば、苦手な相手もあるよね

 

ガサガサ

 

仙「ぺんたん、何をしておるのじゃ?」

ぺ「はい、今年採れたサフランの雌しべを干しておいたので、そろそろ保管しておこうかと、。」

 

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仙「ふむ、わずかじゃが、大事な中薬じゃ。きちんと保管しておきなさい。」

ぺ「はい、仙人。サフランも紅花と同じ血の巡りを良くする活血化瘀類ですよね。」

ぺ「そうじゃ、サフランは中薬名は番紅花(ばんこうか)と言ってな、紅花よりも作用が強いのじゃ。それと紅花と違うところはサフランは寒性でな、熱病にも効くのじゃ。」

ぺ「へぇ、同じ様でも違いがあるのですね。末摘花とは似てるけど性格が違うんですね。温める紅花、冷やすサフラン、。源氏の君は、鼻の赤い(花の紅い=紅花)末摘花を愛していたのかしら?」

仙「愛、、。そうじゃぺんたん、食薬の相性の話が未だじゃったのう。」

ぺ「あ、そうでした。1+1の話。」

 

仙「薬膳学には配合七情と言ってな、食薬の使い方と互いに配合する関係を7つの関係に収めておるのじゃ。」

ぺ「配合七情、、。」

仙「単行、相須、相使、相殺(そうさい)、相畏(そうい)、相悪(そうお)、相反、の7つじゃ。」

ぺ「えー、なんか難しそう、、。」

仙「確かにのう、しかしそれ程難しく考えなくて良いのじゃ。相性が良いのか、悪いのか、相手の能力をアップ出来るのか、下げてしまうのか、。また相手の悪いところをフォローしてあげれるのかどうか、そんな所じゃ。」

ぺ「はぁ、、。」

 

仙「単行(たんこう)は、単独で食薬を使う事じゃ。他のものとは混ぜない、シングルじゃ。例えば朝鮮人参茶だけを飲む。」

ぺ「はい、、。」

 

仙「相須(そうす)は、同じ働きを持つ食薬を一緒に使って、効果をアップする事じゃ。例えば、椎茸とじゃがいも百合根と梨ぶどうとライチなどじゃな。」

ぺ「1+1=3ですよね。椎茸とじゃが芋は補気効果をアップ、百合根と梨は潤す力をアップ、ぶどうとライチは養血効果をアップ、ですね。」

 

仙「相使は、主役と補佐役みたいなもので、補薬が主薬の効能をアップさせる事じゃ。良妻が夫をたて出世させる様なものじゃな。鶏肉とじゃがいも生姜と黒砂糖がその関係じゃ。」

ぺ「鶏肉の夫とじゃがいもの妻、肉じゃが夫婦だわー、、、(笑)(笑)。」

 

仙「相殺は、相手の悪いところを消してあげる事じゃ。つまり食薬の副作用を除去、軽減するのじゃ。

インゲンとニンニクがこの関係で、ニンニクがインゲンの皮疹、下痢を引き起こす毒性を抑えるのじゃ。また、大葉が刺身の体を冷やす作用を除去したりする事じゃ。」

ぺ「ニンニクや、大葉が、、相手の悪いところを、、健気だわ。」

 

仙「相畏は、相殺の逆じゃ。つまり、インゲンや刺身側からみたニンニク、大葉との関係じゃ。」

ぺ「え?良くわかりません。」

仙「つまり、インゲンにすれば、自分の悪いところをニンニクに抑えられて、いや参りました、畏れ入りました、、と言う事なんじゃ。」

ぺ「あぁ、畏れ入りましたの 畏、なんですね、それで相畏。」

 

仙「相悪は、プラスマイナス0になる事じゃ。鶏肉と大根朝鮮人参と大根、などじゃな。鶏肉や朝鮮人参は気を補う食薬じゃ、しかし大根は気を巡らせ排泄させる作用がある。」

ぺ「あ、それで、1+1=0」

仙「一般的には鶏肉と大根などは良く使われる組み合わせじゃ。しかし身体を強健にし、気を補う必要がある時は、大根とは一緒には使わない方が良いのじゃ。補気目的で山芋や鶏肉を摂るとき、また朝鮮人参等の補気薬が入った漢方薬を飲んでいるときなどは避けた方が良いのう。それから冬瓜にも似た様な気を下す作用があるので、気をつける事じゃ。」

ぺ「なるほど、、それで冬瓜を使った薬膳料理は、滋陰類の豚肉と一緒に調理する事が多いのですね。」

 

仙「相反は、これは副作用が生じる事じゃ。以前にも言うたかのう、柿とお茶は便秘になる、とな。」

ぺ「はい、1+1=×ですね。」

仙「柿にもお茶にもタンニンが含まれておるのでな、一緒に摂るとタンニンの摂りすぎになり、便秘になるのじゃ。タンニンには便を固める力があるのでのう、。」

ぺ「そうなんですか、、。」

 

 

 

仙人問答

 

ぺ「仙人、配合七情のお話、ありがとうございました。」

仙「いや、お陰で新たなアイデアが浮かんで来たぞ。」

ぺ「え、アイデア?」

仙「そうじゃ、仙人社に相性を占うコーナーを設けるのじゃ。そうすればカップルも呼び寄せる事が出来る。沢山の食薬を並べておいて、そこから自分達の好きな食薬を選んでもらうのじゃ、そしてその選んだ食薬でカップルの相性を占う、、。」

ぺ「例えば、男子がマッシュルームを選んで、女子が牛肉を選んだら、常に男子が女子を補佐して彼女の能力を高める『相使』カップル。

男子が鶏肉を選んで女子が大根を選んだら、、可哀想に、、この男子は働いても働いても、稼いだお金は全て女子に使われてしまう『相悪』カップル、、」

仙「ウハハハハ、それは面白い、この相性占いは病気の予防だけでなく、カップル破局の予防にもなるかもしれんな。」

ぺ「破局の予防?? とんでもない、、破局を早めるだけかも、、です。」 

仙「ウハハハハ、それも良しじゃ。離婚率の低下に繋がるかもしれんからのう。」

ヒューン

 

 

 

 

フラフラくたくた補気ッチャえ! イライラうつうつ理気ッチャえ!