薬膳でセルフケア めざせ!仙人life

中医薬膳学に基づき、薬食同源、医食同源で仙人のような健康長寿を目指します。

月刊仙人life 9月号 2017

 

  伝説の彼に出会った 9月

 

 

皆様、こんにちは、ぺんたんです。

 

キッチンに置いてあるココナッツオイルが、固まり始め、

そして私の周りでは、やたらと、咳だ、痰だ、、と言う人が増え始め、、

あぁ、秋だな、と感じる今日この頃、です。

 

そんな9月を振り返って、、。

 

  

 

センスを磨く

 

「あーー、あれ食べたい、これ食べたいーー。」

なんて台詞はもう当たり前のように毎日聞いてるわけです。

そして「あれ嫌ーい、これ嫌〜い。」なんて言う台詞も、、。

薬膳を始めてから「なるほどな」、、と思う事がたくさんあります。

 

・・例えば・・・

 

 ニキビいっぱい、吹き出物いっぱいで悩んでる彼女に

「キュウリとか、トマトとかが良いわよ。」と言ったら、

「えー、生野菜、無理〜〜、刺身かお寿司が好きー。」

指までパンパンにむくんでしまった彼女に

「トウモロコシとか、そら豆とか、大豆とか、おすすめ。」と言ったら

「あ、豆、嫌いなんでスゥ、、でも、お饅頭は好きだから、あんこはいっぱい食べますよー。」

 

確かに、必要な食薬が足りてないんだなぁって思います。だから、ニキビが出来たり、むくんだり、。

 

そして、「咳が〜〜〜」とほざいているのは、いくら言っても言うことを聞かないヘビースモーカー君。

さらに「痰が〜〜」と言っているのはスィーツ女子とスィーツ幼児、、。

これ、心配ですね。スィーツ女子はともかくとして、スィーツ幼児は、、危険です。スーパーでもコンビニでも余りにも手軽にスィーツが買えすぎる、、。

かぼちゃ、さつまいもなど、甘味のある食材でママの手作りスィーツなら良いと思うんですけどねー。

 

その一方で「無性に三つ葉が食べたくなる時が、、。」とか、

「やたら苦味のあるものが食べたくて、。」など、と言って見える方もあります。

きっと、この方達は、今の自分に必要な食薬を敏感にキャッチして見えるのだと思います。

 

自分にとって必要な食薬をキャッチするセンサー、、。

「必要なもの」なのか、単に「欲」なのか、、ここの見極めが肝心。

「すごーく甘いものが食べたくて〜、。」と言うのも、本当に体が疲れている場合と、スィーツの常習性がついてしまっている場合と、ふた通りある訳です。

 

さて、このセンサー、どうやって身につけているのかな?って考えてみたのですが、、

様々な人々を見て来て思うのは、やはり子供の頃からの育った環境がポイントの様な気がします。

あ、だからと言って、『必死に食育、完璧な環境作り〜』なんて、ストイック過ぎては逆効果、、忘れてはいけない『適当』の二文字です。

 

そして、、もう一つ、ここ肝腎、「病気にならない様にしよう、とする気構え。」 です。

病気にならない様に、と気を張って入れば、自ずと自分の五臓六腑の声に敏感になり、必要なものへのセンサーが働きます。これが、、未病。

 

*「仙人、未病を語る」は、こちら

senninlife.hatenablog.com

 

 

 

でも、良い環境で育った人でも、大人になって、社会人になって、様々なストレスに振り回されているうちに、だんだんと、このセンサーが減ってしまったり、狂ってしまったり、失くしてしまったり、、

「ストレス解消!!」なんて言いながら、タバコ、アルコール、スィーツの常習生がついてしまう、。

社会人4年目のヘビースモーカー君も言うわけですよ、

「あれ、おっかしいなぁ、、。10代の頃は、タバコなんか吸わなくても、なんの問題もなく生きてたのに、。もうタバコ無しじゃ、仕事、やってられない、、。」

 

ストレス、、この邪気は手強いですよ。

 

 

 

 

 

 

ぺんたん、社会見学に行く

 

 さて、行楽の秋真っ只中、、。

私も社会見学に行って参りましたので、そのご報告です。

 

行き先は、岐阜県関市「内藤記念 くすり博物館」です。

 

 

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エーザイの工場の隣にあって、とても綺麗な建物です。

 

 

この建物の前は、薬草園になっていて、色々な薬草が植えられています。

 

 

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ほぼ、雑草にしか見えない様なものばかりです。

 

 

 

 

さて、館内に入ると、

 

 

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そしていざ、展示室へ、、。

 

 

そこで出会ったのが彼、伝説の彼、、この人!

 

 

じゃん!

 

 

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あの、伝説の皇帝「神農」です。

1日に72回の毒にあたり、それを茶によって解毒し、茶の解毒作用を発見したという、食療の始まり、、の、『彼』です。

 

 

*詳しくはこちら↓

senninlife.hatenablog.com

 

 

神農は2本の角があり、手には薬草、服装は植物をまとっているそうです。

 

 

 

 

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『神農本草経』は、中国で最初に出版された薬学の専門書です。

今の薬膳学の元になっている、それはそれは大事な書であります。

 

 

 

 

それから、こんな人にもお会いしました。

 

 

じゃん!

 

 

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え、誰って?

 

 

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やはり枇杷葉は、昔から大事な食薬だったのです。それに、なかなかのイケメン、、。

 

 

 

 

でも、メンズの写真ばっかりじゃ、、苦情が来そうなので、

今度は素敵な彼女、

 

じゃん!

 

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この彼女は・・・

 

 

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あなたを解毒します

 

 

 

 

そして、有り難い養生のお言葉の数々 by杉田玄白

 

 

じゃん!

 

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中国医学の伝来から始まり、薬草を使った本草学 (これが今の薬膳学の元)、そしてオランダ医学からドイツ医学へと、、日本の医学、薬学の移り変わりをとてもわかりやすく、親しみやすく、展示してあり、大変楽しませて頂きました。

 

 

 

最後に私が1番気に入った人、、?

 

じゃん!

 

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経絡人形、、これ、欲しい〜〜。

 

 

 

 

 

 

自然界便り 

 

 

去年のローゼルから採った種を蒔いておいたら、こんな綺麗な花が咲きました。

 

 

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ローゼルの花

 

 このローゼルの花が終わり、額のところに種が出来るのです。

 

 

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ローゼルの花の終わりと、散った後の額
私達が食用ハイビスカスとして食べているのは、この額の部分。
まだ小さいので、種が出来て大きくなるまで、じっと待ちます。



 

 

  編集後記

 

 

今月は「塩麹」の紹介が出来たので、私としては大変満足、、。

これで、大きい顔をして塩麹を使った料理をアップ出来ると、ニンマリ、、です。

 

さて、今月はまた、はてなブログさんが「秋の味覚」で、私の記事を取りあげて下さり、大変感謝しております。

 

* 取りあげて頂いた「梨とゆで卵のサラダ」 はこちら

senninlife.hatenablog.com

 

 

と言う事で、今月も訪れてくださった皆様、新しく読者になって下さった皆様、スター、コメント、ブクマをして下さった皆様、本当にありがとうございます。

 

10月、、いよいよ待ちに待った『F1日本グランプリ

鈴鹿に行って来まーーーす  (^^)v

 

 

 

 

フラフラくたくた補気ッチャえ! イライラうつうつ理気ッチャえ!