薬膳でセルフケア めざせ!仙人life

中医薬膳学に基づき、薬食同源、医食同源で仙人のような健康長寿を目指します。

薬膳酒のススメ(なつめ酒)

 

頑張ってるあなたに

 

ぎぃ〜

ぺ「こんにちは〜」

 

シーン

 

ぺ「こんにちは〜、マスター、、、あれ、お留守かしら?」

 

ぎぃ〜

ぺ「折角来たのに、、、残念、田んぼの道をお散歩して帰ろ。」

 

ハッ ハッ 

シュッ シュッ シュッ

 

ぺ「あれ、マスター? わ、裏庭でトレーニング、カッコイイ!」ぽわ〜〜ん

 

シュシュシュッ ハッ ハッ 

 

ぺ「あの、マスター。」

マスター「ああ、ぺんたんさん、こんにちは。」

ぺ「こんにちは、お店に行ったらお留守でしたので、、。」

マスター「それはすいません、今日の仕込みを終えたので、ちょっと体を動かしてたんですよ。」

ぺ「あ、やはりスポーツの秋、ですね。仙人も毎日トレーニングして見えます。」

マスター「そうですか、ぺんたんさんは?」

ぺ「え、私? 私は、、ジョギングをちょっと、、。」

マスター「そうですか、では一緒にジョギングに行きましょう、さぁ。」

ぺ「ええ? は、はい、、、。」 

 

タッタ タッタ タッタ タッタ 

タッタ タッタ タッタ タッタ

 

汗ダラダラ  ダラダラ 

ヨロヨロ クタクタ  ドテッ

 

ぺ「あー、もうだめです、、。」

マスター「ハハハハ、ぺんたんさん、大丈夫ですか、」

ぺ「クタクタです、、。」

 

ぎぃ〜

 

マスター「さ、こちらで休んでください。今、お水持ってきますから。」

ぺ「あ、ありがとうございます。」

 

マスター「はい、お水です。それにこれ、なつめ酒です。頑張ったあなたに、、と言いたい所なんですが、、これはまだ1週間前に漬けたばかりで、、」

ぺ「え、じゃあまだ飲めないんですか?」

マスター「すいません、後3週間、楽しみに待っていてください。出来上がったら一緒に飲みましょう。」

ぺ「はい、もちろん待ちます、、。なつめ酒、綺麗なお酒ですね〜。」

 

 

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ぺ「マスター、なつめ酒はどんな効能が有るんですか?」

マスター「疲れた時や、貧血に良いですよ。」

ぺ「まさに、今!ですね。」

マスター「ハハハそうですね。スポーツ後の疲労や、仕事での疲労にはもちろんですが、血を養いますから、精神の安定にも良いんですよ。気血を補うお酒なんですが、中国では『毎日1個のなつめを食べれば老いない。』と言う諺が有るほどの美容食品でも有るんです。」

ぺ「老いない!美容食品!何て魅力的!沢山飲んじゃおうかしら?  そう言えば以前、一緒に枸杞酒を頂きましたが、薬膳酒はどんな風に飲めば良いのですか?」

マスター「薬膳酒はやはり毎日飲むのが良いんですよ。その人の体質によってお勧めの薬膳酒は変わってきますが、食事として摂るよりもアルコールで抽出した薬効成分の方が速く吸収されるので、体に良く効くんです。」

ぺ「そうなんですか、では、私も作ってみようかしら?」

マスター「ええ、是非。薬膳酒は飲んですぐ効く訳ではありませんが、毎日少しずつ飲めば1カ月後ぐらいからジワジワと効果が現れますよ。」

ぺ「薬膳料理と併せれば、更にパワーアップですね。」

マスター「そうですよ、、ぺんたんさんの作った薬膳料理と僕の作った薬膳酒のコラボ、、いいですね。」

ぺ「マスターの薬膳酒とコラボ?それは最高です。マスター、是非薬膳酒の作り方教えてくださいね。」ヤッターー    サイコーー‼️

 

 

 

なつめ酒

材料

大棗50g、ホワイトリカー500cc

(この割合でお好きなだけ)

 

 

作り方

  1. なつめを布巾で綺麗に拭き、何箇所かハサミで切り込みを入れる。
  2. 熱湯消毒した瓶になつめを入れ、ホワイトリカーを注ぎ蓋をする。
  3. 冷暗所で1ヶ月以上おく。
  4. 1日20mlぐらい、食後か就寝前に飲む。
  5. ロック、ストレート、蜂蜜を入れても良い。

 

 

大棗(たいそう)  補気

[性味/帰経 ] 温、甘/ 脾、胃

[働き]⑴補中益気 疲れ、食欲不振、めまい

    ⑵養血安神 顔色萎黄、躁鬱、貧血、心悸、不眠、多夢、イライラ

    ⑶緩和薬性 

 

 

 

*今回使用した「なつめ」はこちらです↓

紅なつめ 徳用400g

紅なつめ 徳用400g

 

 

 

 

 

 

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